【レビュー】初めて味付けホヤを食べてみた話

魚介類

スーパーで見慣れない魚介を見かけると、ついつい買って帰ってしまう当ブログ。

今回、鮮魚コーナーで見つけたのがこちら。

味付けホヤです。

名前は聞いたことがあるものの、日常的に食卓へ並ぶような食材ではありません。

見た目だけでは貝のようにも、謎の内臓のようにも見えますが、果たしてどんな味がするのでしょうか。

今回は通常価格400円ほどの商品が、半額の199円になっていました。

199円であれば、仮に口に合わなかったとしても、人生経験として処理できる範囲でしょう。

ということで今回は、ホヤがそもそもどんな生き物なのかを軽くおさらいした後、実際に味付けほやを食べた正直な感想と、リピートするかどうかについて紹介していきます。

それでは、いってみましょう!

そもそもホヤとは何者なのか

では実食の前に、このホヤという食材が一体何者なのかをおさらいしておきます。

ホヤは貝でも魚でもない

見た目や食感から、ホヤを貝の仲間だと思っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、調べてみたところ、ホヤは貝でも魚でもありません

分類上は「脊索動物」と呼ばれるグループに属しており、意外にも貝類より、魚や人間などの脊椎動物に近い仲間なのだそう。

見た目は完全に海底に落ちている謎の物体ですが、分類上は若干こちら側ということになります。

まぁ、それで親近感が湧くかと言われると、全然そうでもないですが。

子どもの頃は泳ぎ、大人になると岩にくっつく

ホヤの成体は、海底の岩や養殖用のロープなどに体を固定して生活しています。

体には海水を取り込むための入水管と、海水を排出するための出水管があり、海水中の植物プランクトンなどをこし取って食べているとのこと。

つまり、自分からエサを追いかけるのではなく、流れてくる海水から食事を回収しているわけです。

一方で、幼生の頃はオタマジャクシのような姿をしており、海中を泳ぎ回ります。

泳ぎ回っていた幼少期を経て、最終的には岩にくっつき、流れてくる食べ物を待つ生活へ。

どこか人間の休日にも似た生き方です。

海のパイナップルとも呼ばれる

食用として流通しているホヤには、主にマボヤアカホヤなどがあります。

とくにマボヤは、赤やオレンジ色のゴツゴツした見た目から、「海のパイナップル」とも呼ばれています。

言われてみれば確かにパイナップルっぽいような気もしなくもないですが、。

なお、今回購入した商品がマボヤなのかアカホヤなのかは、写真やパッケージからは確認できませんでした。

そのため、本記事では特定の種類ではなく、味付けされた「ホヤ」として紹介していきます。

甘味から苦味までを持つ独特の食材

ホヤは、甘味・塩味・酸味・苦味・うま味という、五つの味を持つ珍しい食材とも言われています。

一つの食材に味覚が全部乗せされているわけで、なかなか欲張りな設計です。

ただし、鮮度によって味や香りの印象が変わりやすく、独特の磯の香りもあることから、かなり好き嫌いが分かれる食材でもあるよう。

今回の商品も味付けされた加工品なので、生の新鮮なホヤとは味わいが異なる可能性があります。

さて、ホヤの正体がなんとなく分かったところで、実際に食べていきます。

味付けほやを食べてみる

袋から取り出し、器に盛り付けたものがこちら。

オレンジ色から茶色っぽい身が不規則な形で入っており、見た目はなかなか個性的です。

初見で「絶対に美味そう」と感じるタイプの食べ物ではないかもしれません。

貝のような食感

箸で一切れ持ち上げ、まずはそのまま食べてみます。

最初に感じたのは、貝のような食感でした。

刺身のような生っぽさがありつつ、身にはほどよい弾力があります。

完全に貝と同じではありませんが、貝類が好きな方であれば、食感自体はそれほど抵抗なく受け入れられるかもしれません。

後から独特の苦味がやってくる

ただし、問題は味のほう。

口に入れた直後は貝っぽい食感を楽しめるのですが、その後からかなり独特な苦味がやってきます。

この苦味が好きな人にとっては、酒のつまみとして癖になる味なのかもしれません。

一方で、苦味のある食べ物が苦手な方であれば、おそらく一口目でアウトになるかと思います。

個人的には、前述の五味のうち、旨味や甘味よりも苦味の印象が強く残りました。

見た目も含めてかなり人を選ぶ

味に加えて、ホヤは見た目も好みが分かれそうです。

不規則な形と独特の色合いをしており、食べ慣れていない人にとっては、少しグロテスクに感じるかもしれません。

味・香り・見た目の三方向から初心者を試してくる食材と言っていいでしょう。

商品にはシソも入っていました。

このシソは、ホヤの独特な香りや苦味を少し食べやすくするために入れられているのでしょうか。

実際、シソと一緒に食べることで多少さっぱりとした印象にはなります。

とはいえ、ホヤ本体の個性を消し去るほどではありません。

味付けほやをリピートするかどうか

最後に、今回の味付けほやをリピートするかどうか、ジャッジしていきたいと思います。

今回購入した価格は、半額の199円でした。

そのうえでの結論としては、個人的には199円でもリピートはないかなぁというのが正直なところ。

というのも、苦味がかなり強く、個人的には旨味が少し乏しいように感じたため。

もちろん、今回食べたのは味付けされた加工品。

新鮮な生のホヤや、別の商品であれば、また印象が変わる可能性はあります。

ただ、今回の商品に通常価格の約400円を出すかと聞かれると、個人的にはかなり難しいところ。

同じ400円を使うのであれば、真鯛やブリの刺身を買ったほうが、幸せになれるような気がします。

終わりに

今回は、スーパーで半額になっていた味付けほやを食べてみました。

貝のような食感は面白かったものの、後から感じる独特の苦味はかなり強め。

見た目や香りも含めて、かなり好き嫌いが分かれる食材だと思います。

個人的に今回の商品をリピートすることはありませんが、一度もホヤを食べたことがない方であれば、経験として試してみる価値はあるかもしれません。

買うのであれば、まずは今回のように半額になっているタイミングを狙うのが安全でしょう。

ちなみに、当ブログでは珍しい魚介類を実際に調理した記事や、有名チェーン店の再現レシピ、プロの技術を取り入れたガチレシピも公開していますので、よければこちらもどうぞ。

それではー。

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