今日は、たまたま中谷彰宏さんの『すぐやる人は、うまくいく 最速で、チャンスをつかむ習慣』を読んだので、どんな内容かというのをさらりと紹介していきます。
ちなみに、僕は中谷彰宏さんについては一切存じていません。なんか仕事ができる人っぽい。
それはさておき、我々は日夜忙しく働く日本人。しておかないといけないことを先送りにしてしまいがちな人、けっこういるのではないでしょうか。
無論僕もその一人です。
そこで見かけたのがこの本。読んでみると、先送りにしないための習慣術を書いてくれてるのかと思いきや、「とにかくなんでもすぐやれ！すぐやればこんなにメリットあるぞ！」というのをこれでもかと挙げてくれる、なかなかに根性を感じる本でした。
最初は「えぇー、そんなに『とにかくすぐやれ』って言われても……」と若干引いていたものの、読めば読むほどなんだかすぐやらないといけない気になってくる。
実際、読んでから洗濯と洗い物はすぐやるようになりました笑
そんなとにかく「すぐやれ！」な内容のなかで気になった「すぐやれ！」をいくつか、かなりの主観と偏見が混じった視点で紹介していきます。
■とにかく「すぐやれ！」なメッセージ集
・決断を迫られたとき、答えは２秒で出る！すぐ決断だ！
→答えが２秒で出ることは脳科学的にも証明されている。２秒でも２時間でも精度は同じ。すぐ決断だ！
・クオリティよりスピード！
→人間、自分の中で１００％のクオリティものを出したがるが、それ納期に間に合わないなら本末転倒。むしろ６０％ぐらいでも納期が早い方がクライアントは喜ぶ。
クライアントが喜べば、次々に依頼が来る。すると次は３０％のクオリティのものを出しても、向こうが「これはこうしてください」というところを直すだけで成立する。
１００％のものを出すことが取引先の満足度には直結しない。逆に、依頼が来ない人間が３０％のクオリティで相手に出すことはできないだろう？
クオリティよりスピードだ！
・スケジュールをずらしてでもすぐやれ！
→仕事をもちかけたのに、お互い都合の会う日を照らし合わせて「二週間先で」ではチャンスを逃す。相手にも失礼だ。
元からあるスケジュールをずらしてでもすぐにやれ！
・金も即入金しろ！
→納金が遅いと取引先の信用に関わる。逆に早い方が信用につながる。
即入金だ！
・お礼もすぐやれ！
→なにかの後で、先にお礼メールが来たとしたら、後でお礼を送り返しても、それは「お礼」ではなくただの「返信」だ。
相手より先にお礼しろ！
・すぐやってtodoリストをゼロにしろ！
→todoリストに書き込んで仕事を保留するな！来たものはすぐやれ！
流れるように仕事をしろ！そしてtodoリストゼロを維持しろ！
・決断を先送りするな！
→物を捨てるときだって、「いる」「いらない」「要検討」の３つの箱を作る奴がいる。
「要検討」なんていらない。「いる」か「いらない」かのどちらかだ。
決断を先送りするな！
・仕事を早めたければ、最初の３つを早くしろ！
→その日最初に取りかかる雑務（メールの確認やら）３つのスピードを上げれば、リズムみたいなもので後の仕事のスピードも上がる。
出だしからトップスピードだ！
・荷物を減らせ！
→荷物が多いと動きがもたつく。重ければ動きも遅くなるし、必要なものを取り出すにも探す必要が出てくる。荷物は最小限で十分だ。
バッグをあさる無駄な時間をなくせ！
・仕事は断れ！
→いい人ほど頼まれた仕事を請け負ったりして、時間を磨耗することになる。
必要な仕事以外は断れ！
・座る前に片づけられる仕事はすぐ片づけろ！
→一度座ってしまうと人間一息ついてしまう。そうなると、次に取りかかるまでにまた時間が空いてしまう。
やれる仕事は片づけてから座れ！
・時間が足りないときは、もっと忙しくしろ！
→時間が足りないのは、仕事量に対して処理のテンポが遅いからだ。さらに忙しくすれば、テンポを上げざるをえない。
時間がないならさらに忙しくして、無理矢理テンポを上げろ！
・退屈な仕事は、やるスピードを上げろ！
退屈なことでも、スピードを上げると自然と楽しくなる。
仕事のスピードを上げていけ！
・好きじゃない仕事もすぐやれ！
→すぐやらないことは、自分の中で好きではないことだ。逆に、すぐやっていることは最初好きじゃなくても自然と好きになる。
好きじゃない仕事ほどすぐやれ！
以上です。
いやはや、なんとも気持ちを動かされる言葉たちですね。
そのほかにも「すぐやれ！」なメッセージが短い文章で読みやすくまとめられているので、もし感銘を受けられたのであれば、本書をご購入して読まれてはいかがでしょうか。
※実際に読んだ後の、「そんなこと言ってないだろ！」「脚色しすぎだろ！」というクレームは一切ご遠慮願います（笑）
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