【無料】クリッカーゲームにどハマりしすぎて自分で作った話【『タピオカ帝国』失敗談編】

ChatGPT

普段は、変な魚を見つけては調理して発信している当ブログ。

そんな中、以前クリッカーゲームにどハマりしたという記事を書いたことがありました。

このどハマりの末に、数か月かけて『タピオカ帝国』なるクリッカー経営ゲームを製作しました。

ゲームについてはこちらの記事を参照してください。

これから先は、プログラミング素人の筆者がAIと実際に開発をしてみて、困ったことや、その改善点などを紹介していきます。

AIとゲーム制作を考えている方や、実際にやってみたけどうまくいかないという方の参考になればと思っています。

開発中失敗したことと改善点

何度も言うようですが、筆者はプログラミング言語が全くわからないズブの素人です。

そのため、AIだけを頼りに作成を進めていったわけですが、筆者の雑な指示によって、AIに無駄に悩ませることとなり、結果的にバグを出したり、無駄な要素を継ぎ足したり、かなり遠回りをすることとなりました。

今回は、AIとゲーム制作をしたいと考えている方に向けて、その反省から得た教訓を共有できればと思います。

1 企画をしっかりと固めておく

今回、唐突な思いつきからクリッカーゲームを作り始めたのですが、その時点では前回の記事でお話ししたお金儲けとギャンブルの部分しか思いついていない状態でした。

そこから実際に作り始めてみると、「あんな要素も欲しいな」「こういうことできたら面白いんじゃないか」といったアイディアが次々に出てきました。

それをそのままAIに「あれもやって」「これもやって」と投げ続けていったわけですが、結果的に、それが元でバグが頻出することとなりました。

それに、軽い思いつきで実装をしたものの、「やっぱり触ってみるといまいちだな」となって廃止したものも少なくありませんでした。

しかしながら、AIは、この気まぐれな制作者の気持ちを察して、その追加要素を完全消去するのではなく、実際のゲームには出てこない形で無効化すると言うことを続けてくれました。

そうするとどうなるかと言うと、全体のコードが非常に長くなっていきました。

コードが長くなるとエラーが起こる確率も高くなるので、しばらく進んだあたりで、当時のChatGPTでは手に負えないまでになってしまいました。

そこからは、当時最新型だったClaude Opusを使用して制作を進めていくことで、なんとか継続することができました(この頃からClaudeは賢かった)。

そんな不要な遠回りを避けるために、実際に行動をAIに打ち込んでもらう前に、何を実装して、何を実装しないのか、AIとしっかりと企画会議をした方が良いと思います。

実際、今も別のゲームの制作を進めているのですが、そのゲームについては最初にしっかりと企画書を作ったため、このタピオカ帝国で味わったようなバグの出方はいくらか減りました。
(ちなみに、このゲームはこのゲームで別の理由で『タピオカ帝国』を遥かに超えるバグやエラーを出したのですが、それはこのゲームが完成したときに紹介したいと思います)

詳細な企画書までは要らないと思いますが、AIと話し合う中で、ある程度完成の形を頭の中でイメージできるような状態になっておくことが大事だと思います。

2 実際の実装の難しさも考える

ボツとなった怪獣ルート。キングオブトーキョーのようにサイコロで戦うシステムになっていました。

これも、非常に頭を悩ませた問題でした。

ゲーム制作をしていて、とても楽しかった部分でもあるのですが、ゲームが完成に近づいていくに連れて、「次はこんな展開にしたら面白いんじゃないかな?」と言う妄想に近いアイディアが次々に出てきます。

しかしながら、いかんせん筆者はプログラミング素人のため、そのアイディアの実装にどれだけの工数がかかるのかと言うのは全然イメージがわかないわけです。

今回完成したタピオカ帝国は全5章構成の一本道なのですが、製作途中の段階では、第4章の段階で3つにルート分岐をすることを考えていました。

今自分で考えてみても「なんて愚かだったんだ」と思うのですが、そのルート分岐の後は、なんとクリッカーゲームから切り替わって、信長の野望のような国盗りゲームルートと、モノポリーのようなボードゲームルートと、ボードゲームのキングオブトーキョーというゲームをモチーフにしたルートと、全く違うゲームに切り替わると言うものでした。

ホビージャパン キング・オブ・トーキョー:オリジン 日本語版 (2-4人用 30分 8才以上向け) ボードゲーム

当然のことながら、そんなものを作ろうとすると、これまで苦労して作ってきたクリッカーゲームの要素を全く引き継がない、新しいゲームを3つ作る必要があります。

そんなむちゃくちゃな要望にもClaudeは文句1つ言わず、実装を進めていってくれました。

そうして、しばらく経ったあたりで、これまでと比べて全然進捗がはかどっていないことに気づいて、よくよく考えてようやくそのことに気づいたと言う次第です。

これは1つ目の教訓とも近いですが、基本のゲーム要素を最初の段階で明確にしておき、それ以外の要素の実装は慎重になることが重要です。

ポケモンや昔のRPGでも、岩をうまく動かして進んで宝箱を取っていったり、滑る床を移動して、目的地へたどり着くといったパズル要素がありましたが、あれは基本のマップ移動のプログラムだけで、大幅な変更は加えていません。

そういったミニマムな作りであれば、いくらでも実装できるわけですが、今回筆者が犯したような新たな別ゲームの実装のような重たい追加要素は、完成をかなり遠くしてしまうものでした。

もしそれでも実装したいと考えるのであれば、一度その様子がなくても成立する形で完成させてしまって、後から追加実装すると言う形がオススメです。

3 コードを分割する

先ほどから、コードの長さが原因でバグが生まれてしまう、と言う話をしていましたが、その根本的な原因がこのゲームがたった1つのHTMLファイルで構成されていたということでした。

我々がChatGPTに唐突に「クリッカーゲーム作って」などとオーダーした場合、ChatGPTはすぐさま簡易なものを作ってくれるわけですが、その際は大抵HTMLファイルと言う我々が今見ているウェブブラウザ等にも使用されているファイル1つで構成をして出してきます。

簡易なゲームであればそれで良いのですが、ゲームが複雑化してくると、だんだんと長くなっていて、管理が難しくなってくるため、ファイルを要素ごとに分けて分割をしていく必要が出てきます。

当然のことながら、世に出回っている商業ゲームは、そういったファイルフォルダの構成となっています。

そんなプログラマーたちであれば、至極当然であることを、素人の筆者は最終盤あたりまで気づくことができず、ようやくそのことに気がついてClaudeに「ファイルを分割してフォルダに一まとめにしたほうがいいかな?」と相談した頃には、「もうすぐ完成するんだから、もうこのままで良くない?」と言われてしまう状態でした。

そんなわけで、このゲームは、20MBを超える非常に巨大なたった1つのHTMLファイルのみで構成されたゴリ押し感の半端ないゲームとなっております。

何とか完成までこぎつけられたから良いものの、バグやエラーを回避したいのであれば、潔く早い段階でファイルを分割することをお勧めします。

終わりに

いかがだったでしょうか。

今回は、プログラミング素人である筆者が陥ったゲーム制作に関する失敗とその教訓をお伝えしました。

これからAIとゲーム制作を始めるにあたって、少しでも参考になれば幸いです。

当ブログでは、今後もこういったゲーム制作やアプリ開発に関する発信や、その成果物の紹介をしていきます。

近々、自分が制作して実際に使用している、ゲーム制作に役立つツールも公開していきたいと思っていますので、ぜひサイトをブックマークしてお待ちいただければと。

それではー。

また読み返したい方へ

タピオカイズムでは、料理・本の要約・DIY・レトロゲームまわりの試行錯誤をまとめています。 気に入った記事があれば、ブックマークしておくと次回すぐ戻ってこられます。

PC
Windows:Ctrl + D / Mac:⌘ + D
iPhone
Safariで上の共有マークを押す →「ホーム画面に追加」
Android
右上メニュー →「ホーム画面に追加」
ChatGPTゲーム
タピオカをフォローする
タピオカイズム
タイトルとURLをコピーしました