スーパーで珍しげな魚を見かけては淡々とレビューを綴っている当ブログ。
今回もスーパーの鮮魚コーナーで気になるものを見つけてきたわけですが、今回はちょっとお高い魚に手を出してしまいました。
それがこちら。

ホウボウの刺身です。こちらの1パックで998円。
恐らくこの四切れで一尾分なのでしょう。なかなかの高級感だったりします。
今回は、そんなホウボウに関する豆知識を紹介した後、実際に食べてみた感想を述べていきたいと思います。
ホウボウについて
では、せっかくなのでホウボウについておさらいをしていきたいと思います。

ホウボウはスズキ目ホウボウ科に分類される海水魚で、水深100〜200m程度の砂泥底に生息しています。体長は30〜40cm程度にまで成長するとのこと。
最大の特徴は、なんといってもその見た目。胸ビレが大きく鮮やかな青緑色に広がり、まるで蝶の翅のような美しさを持っています。さらに、胸ビレの下部にある3対の軟条が脚のように発達していて、海底をまるで歩くように移動するという、なんとも不思議な魚だったりします。
名前の由来には諸説ありますが、浮袋を使って「ボーボー」と鳴くことから「ホウボウ」になったという説が有力です。実際に釣り上げたときにグーグーと音を出すらしく、釣り人の間ではよく知られた特徴とのこと。
旬は冬から春にかけて(12月〜3月頃)で、この時期のホウボウは脂がのって特においしいとされています。古くから高級魚として扱われており、かつては「君についていく魚」と書いて「鰧」の字があてられるなど、格式の高い魚として珍重されてきました。お祝いの席で供されることもあったそうです。
ちなみに、ホウボウに似た近縁の魚で「カナガシラ」という魚がいますが、こちらはホウボウより小型で、胸ビレの模様が異なります。

さて、そんなホウボウについての豆知識がわかったところで、実食に移っていきます。
食べてみる

それでは食べていきます。

まず食感ですが、程よく歯応えがありながら、ねっとりとした食感。鯛のようなコリコリ感とはまた違った方向性で、肉厚で白身魚らしい上品な旨味が口の中に広がります。
脂はほとんど感じず、あっさりとした味わい。悪く言えばインパクトに欠ける、よく言えば上品で飽きのこない味、という感じでしょうか。
ちなみに、一切れ250円という計算が頭をよぎってしまう貧乏性が炸裂したので、二切れ食べたところで急遽包丁で切って一口サイズにしました笑

こうすると何回にも分けて食べられるので、貧乏性の筆者のメンタルに優しい。
味は変わりませんが、精神的な満足度は確実に上がりました。
終わりに
いかがだったでしょうか。
今回はホウボウの刺身を食べてみたわけですが、正直な感想としては「おいしかったけど、リピートするほどではないかなぁ」という感じ。
同じ高級魚でもサワラのように感動するものであれば「いつかまた買おう」となるのですが、ホウボウの刺身に関しては普通においしい白身魚といった印象。もちろんまずいわけではないのですが、この価格帯だとどうしても期待値が上がってしまうわけです。
いやしかし、なんといっても高い……。4切れで998円という事実が、貧乏性の筆者にはなかなか重くのしかかります。
ただ、ホウボウは刺身よりも煮付けや鍋で真価を発揮するという話も聞くので、次に出会ったときは別の食べ方も試してみたいところではあります。
また、当ブログでは珍しい魚の食レポなど、いろいろと魚介類に関する記事を載せているので、よければそちらもご覧をいただければと。
それではー。





