どうも。ご無沙汰してます。
この半年、音楽づくりにだだハマりしたおかげで、無事ブログが先延ばしになってしまいました。
(そんな先延ばしをしないための書物も要約しているので、よければどうぞ笑)
楽譜も読めない素人でもPCとソフトがあれば作曲できるって、すごい時代になったもんですね。
とはいえ、要約していなかっただけで、その間本を読んでいなかったわけではないので、これからちびちびそれらの本も紹介していければなぁと思います。
さて、そんな本の中でも、今回紹介する作品がこちら。
『バビロンの大富豪』。こちらは書店でもよく見かける有名な本ですね。
こちらは、古代のバビロンを舞台に、現代にも通じる不変の富を得るための方法を、エピソード形式で紹介しています。
この本では富を得る方法からそのための心構えまで様々語られているわけですが、今回は、そんなこの本の魅力であるエピソードやストーリーの部分はほぼほぼすっとばし、精神論も全部しょっ引いて、この記事をお読みの方が一番気になる、「富を得るための具体的な方法」だけを超短く簡単3ステップで紹介していきたいと思います。
この2000字程度の記事を読むだけで大富豪になれるなんて、めっちゃお得ですね!
それでは、いってみましょう!
ステップ1.収入の9割で生活を回して、1割を貯蓄に回す
今月自分の収入がいくらあったかについては、ほとんどの人が月々の給与明細を見ることで把握ができていると思います。
しかし一方で、おそらく多くの人は、その給与のうちどれだけの金額がなにに使われ、最終的にいくらが貯蓄に回るかまでは把握できていないのではないでしょうか?
(家計簿でもつけていれば別ですが)
多くの人は、貯金の残高を見ながらなんとなくの判断で生活を切り盛りしているかと思います。
この本では富を得るための第一の重要な方法として、「金貨が10枚あったら、1枚はとっておいて、9枚でやりくりをする」ということ、つまり「収入の9割で生活を回して、1割を貯蓄に回す」ということが語られています。
例えば手取り20万の人がいれば、18万で生活を切り盛りして、残り2万は貯蓄に回してなにがあっても絶対に触れない、というような感じです。
我々はなんとなくでお金を使っているため、収入の9割で生活しても、その質はまったく変わらないとのこと。
現代であれば、給与が振り込まれたら別の口座に2万が自動で送金されるように仕組みを作っておくと楽かもしれません。
ステップ2.専門家の知恵を借りて投資先を決める
ステップ1を踏むだけで、確実に貯蓄は増えていくわけですが、それでも額としては富豪からは程遠いわけです。
大きな富を得るためには、これまで貯めた貯蓄をさらに増やしてくれるものに投資をする必要があります。
投資というと株式や不動産のイメージありますが、それだけではありません。
新たなビジネスや、その他富を生み出してくれるもの全般を指します。
(ある本では希少なサボテンの所有が投資になるという話もありましたね笑)
ただ、一つ気を付けるべきことは、投資先を決める際は、「専門家の知識が元になっている」こと。
この本のエピソードの中にレンガ屋が思いついた絹織物の行商のビジネスに投資して失敗する話がありましたが、レンガ屋は絹織物に関してはほとんど素人同然なわけです。
投資先を決める際は、必ず専門家の知識が元になったものでなければなりません。
絹織物の行商をするなら、絹織物に携わっている人か、あるいは行商に通じている人から知恵を仕入れる必要があります。
ステップ3.損失を生まないために精査をする
投資について、「富を得られる」ということと同じくらい重要なのが、「損失を生まない」投資であるということです。
もし投資によって一度富を得ることに成功しても、次で水の泡になる損失を生み出しては意味がないですからね。
エピソードの中では富豪の金貸しが登場しますが、金を貸す判断をするにあたっては、必ず「綿密な計画書を提出してもらう」とのこと。
それは、たとえ身内からのお願いであってもです。
投資先を決める際も、それが損失を生まないものかリサーチをして、内容を精査する必要があります。
もし投資に失敗したら?
しかしながら、どんなに綿密で安全な投資を心がけても、投資というもの自体が確実なものはないわけです。
もしも投資に失敗したらどうするのか。そういった気になる問題にも、この本は回答してくれています。
答えはいたってシンプルで、最初の「収入の9割で生活を回して、1割を貯蓄に回す」からやり直せばいいのです。
さいごに
いかがだったでしょうか。
本自体は分厚いですが、エピソード形式でとても読みやすいので、気になった方は一度本を手にとってはいかがでしょうか。
ちなみに、この本では仕事に対する向き相方といった精神面についても色々書かれていたので、そちらが気になる方も是非。
それではー。