どうも。今年の目標は「自分の腹筋を見ること」です。
生まれながらに肥満体質だと、「いまだかつて自分の腹筋にお目にかかったことない」という現象に見舞われます。
そんなわけで、今年こそはとボディメイクを頑張っているわけです。
そんな厳しい食事制限のなかで作ったのが、これでした。
それが、どん。
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横浜家系ラーメン。
はい。
食欲のタガが外れました笑
美味しいですよねー、家系ラーメン。
最近食事制限のせいで凝った料理も作れてなかったことと、スーパーで鶏ガラが安かったのもあって、勢いで作っちゃうことにしました。
普段書籍の要約ばっかしてるんで、明らかに読者層から内容が離れてるかと思いますが、「あ、ラーメンってこうやってしたら作れるんだなー」程度に読み流してもらえれば幸いです笑
それでは、行ってみましょう!
そもそも、家系ラーメンとはなんぞや?
もしかすると、ラーメン好きでない方からすると、「家系ラーメンってなんなの?」というところから入るかもしれません。
家系ラーメンは濃厚な豚骨醤油ベースのスープと太いストレート麺、それにほうれん草と海苔がトッピングについたラーメンのこと。
そもそもの家系ラーメンの始まりは1974年に横浜市の新杉田にオープンした「吉村家」で、この地域は工場の密集地帯でした。
そのため肉体労働者やトラック運転手が多く、塩気が効いてパンチのあるラーメンが好まれたんですね。
この吉村家の店主も元は長距離トラックの運転手を務めていたようで、「九州の豚骨と東京の醤油を混ぜたらうまいんじゃないか」と思い立ったことから、店を開いたとのこと。
そんな働く男が生み出した家系ラーメンはライスと一緒に注文されることも多く、濃厚で醤油の効いたスープに海苔やほうれん草をひたして、それをご飯に乗せてかき込むといったボリューム重視の至福の食べ方もできます。
そんな魅力に溢れた家系ラーメンですが、今回作るレシピを見ていきましょう。
家系ラーメンのレシピ
【スープ】
背ガラ……約500g
鶏ガラ……1羽
白ネギの青い部分…2本
にんじん……1本
キャベツの芯……1つ
玉ねぎ……1玉
にんにく……7かけ
生姜……1かけ
昆布……2枚
水……たっぷり
【カエシ】
濃口醤油……60ml
みりん風調味料……30ml
うまみ調味料……小さじ1
【チャーシュー】
豚ロース肉……約500g
【トッピング】
ほうれん草……適量
海苔……適量
味玉……適量
豚の背ガラと鶏ガラをベースに作っていきます。
下準備!
では、調理に入っていきます。
と、その前に、今回のラーメンは前日準備が必要です。
水の中に背ガラと鶏ガラを入れ、一晩血抜きをします。
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それと同時に、出汁取りもしていきます。
さっと表面を洗った昆布を水につけて、一晩水出しします。
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あと、味玉を作る場合は茹で卵を作り、一晩漬けタレに浸しておきます。
スープ作り
そして次の日。
最初は背ガラと鶏ガラの下処理からしていきましょう。
血抜きをした水を捨て、もう一度鍋に水を張り、そこに背ガラをぶち込んで火をつけ沸騰させていきます。
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ある程度煮込んだら取り出して、もう一度水を張り、今度は鶏がらを煮込んでいきます。
取り出したら、ガラの血合いや脂を取り除いていきます。
できたら、いよいよ煮炊いていきましょう。
まず、野菜を切っていきます。
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できたら、豚の塊肉も用意します。今回はタコ糸ではなく付属のネットを使用しました。
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圧力鍋に背ガラと鶏ガラ、それに塊肉と野菜を投入して、素材が浸かるくらいまでたっぷり水を注ぎます。
それから約1時間、加圧調理していきます。
そして出来上がったのがこちら。
![](http://tapiocaism.com/wp-content/uploads/2020/03/写真-2019-08-18-18-41-54-768x1024.jpg)
そのあとは豚肉と野菜を取り出し、めん棒でガラを砕いていきます。
そこから、ふたを外した状態で煮詰めていけばスープの完成です。
カエシとチャーシューを作る
次はカエシを作っていきましょう。
カエシというのは、スープを割るタレのことです。
スープを煮炊いてる横で、フライパンに醤油とみりん、それにうまみ調味料を入れて、沸騰させます。
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普段のラーメン作りではアルコールが飛んだら火を止めますが、今回は家系ラーメンなので、少し煮詰めてより塩気の強いカエシを作っていきます。
出来上がったら、塊肉をカエシに1時間程漬け、チャーシューを作ります。
出来上がったら、いい感じに切っていきます。
家系ラーメンを食べてみた。
さぁ、あとは麺を茹でて、完成です。
今回は太麺を買い忘れたので、仕方なく家にあったマルタイラーメンを使用。
![](http://tapiocaism.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_0109-768x1024.jpeg)
カエシを入れて、スープを注ぎ、茹で上がった麺を入れ、トッピングをしていきます。
そして、できあがったものがこちら。
![](http://tapiocaism.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_0540-1-1024x768.jpeg)
いい感じですねぇ。
さて、麺が伸びないうちに、実食にうつっていきます。
まずはスープを一口。
そして麺をすすってみたところ……うまい!
今回ミキシング(茹でた具材をミキサーにかけてスープに入れること)はしていないので、ドロ系ではありませんが、濃厚かつ塩味の効いた豚骨と鶏のWスープがいい感じです。
あと、焼きのりはこのラーメンには必須だと思いました。
実はもう何年も家系ラーメンを食べていないので、店と比べてどうかという比較はいまいちできないのですが、まぁ家でこれが食べれると思ったら十分すぎるのではないかと。
ダイエットが終わったら、これにライスも入れてガッツリ食べてみたいですねぇ。
そのためには、早いとこ食事制限を終わらせねば……。
さて、興味があってなおかつ時間が有り余っている人は是非作ってみてはいかがでしょうか。
スープ作りと同時並行で、作り置きの煮物なんかを作ると、効率的でいい感じですよ。
(僕はカレーと一緒に作って、出汁取りをした野菜はカレーに突っ込んでます笑)
それではまたー。