アルゼンチンアカエビを刺身と塩焼きで食べ比べてみた話。

料理

日やスーパーで魚介類を買い込んでは調理し紹介をしている当ブログ。

今回も、気になる食材を見つけてきたので、早速購入してきました。

それがこちら。

こちらはアルゼンチン赤エビです。

アルゼンチン赤エビと言えば、スーパーでもよく見かける食材ですが、今回購入してきたものは、その中でもかなり大型のものでした。

また、これまでアルゼンチン赤エビを購入したことはあったものの、筆者はいつも殻を向いて刺身としてしか食べてこなかったので、今回は塩を振って塩焼きにして食べてみたいと思った所存。

今回は、そんなアルゼンチン赤海老についての予備知識を紹介し、刺身と塩焼きとで食べ比べてみる内容になっております。

アルゼンチンアカエビの生態系が気になって仕方がないそこのあなたにも役立つ内容になっているかと思います。

それでは、いっていましょう!

アルゼンチンアカエビについて

それでは、アルゼンチン赤海老について紹介をしていきます。

アルゼンチンアカエビはその名の通り、南大西洋は南米アルゼンチンの沖合に住む海老です。

深さおよそ100~800mに広がる大陸棚の海底に生息しており、群れを作って回遊するのが特徴。

低水温を好み、摂餌のピークは夜。日中は砂泥の中や海底に身を潜め、夜になるとふわりと浮かび上がってプランクトンや小さな甲殻類を捕食します。

産卵は主に南半球の春から夏(11月~2月)にかけて行われ、メスは数十万粒もの卵を抱え、海流に乗せて広くばらまきます。

輸入されるアルゼンチン赤海老は一年を通じて流通していますが、現地で最も脂がのって甘みが増すのは産卵期を終えた夏から秋にかけて、とのこと。

見た目はその名の通り鮮やかな紅色。生きているときから甲殻に赤みがあり、加熱するとさらに色が際立ちます。これはカロテノイド色素によるもので、海老の中でもひときわ鮮やかな赤を帯びていることから「赤海老」と呼ばれるようになった、とのこと。

ちなみに、日本に初めて本格的に輸入されるようになったのは1990年代以降のよう。

それまで高級寿司店で扱われていた甘海老(ホッコクアカエビ)に比べ、サイズが大きく価格も手頃だったことから、瞬く間に回転寿司や居酒屋メニューで広まったとのこと。今ではスーパーでも気軽に手に入るようになり、家庭の食卓を彩る食材のひとつとして定着しています。

調理して食べていく

それでは、アルゼンチンアカエビを調理して食べていきましょう。

まずは、皮をむいていきます。

その後、包丁で切り込みを入れて、背ワタを取り除いていきます。

つまようじを使う方法も一般的ですが、つまようじを取り出すのが面倒なので、いつも包丁を使いがち。

ちなみに、背ワタを取り除く理由は、背ワタがあることで風味が悪くなることがあるのと、背ワタは海老の消化器官であるため、砂が入っていて食感が悪くなることがあるため。

面倒ですが、せっかく購入した食材なので、下処理はした方がいいでしょう。

そんなわけで下処理が終わったアルゼンチンアカエビを、早速食していきます。

甘くとろける身は甘エビに近く、それでいて非常に肉厚。

とても美味ですね。

食べ慣れた、間違いのない味わい。

さて、そんな刺身をいただく間に、塩焼きも調理していきます。

剥いて下処理を終えたアカエビに塩を振り、オーブンで焼いていきます。

焼き上がりはやはり赤くなりますね。

そんなわけで、できたての塩焼きもいただきます。

なんか火の通りが甘い気がしますが、とはいえこちらは火を通しているぶん旨味が凝縮されていて、非常に美味です。

また、味わいも加熱することで違ってきますね。

今回少し甘めの焼き加減でしたが、やわらかいままの食感を楽しめてむしろよかった印象。

食べ比べてみた個人的な感想ですが、塩焼きの方が美味しいです。

まぁ、こちらについては好みにもよるでしょうが。

終わりに

いかがだったでしょうか。

今回は皮を剥いてからの調理でしたが、殻付きのまま焼いたり油で炒めたりしても、また違う味わいがでて面白そうな印象でした。

このような感じで、当ブログでは魚介類を調理しては紹介しているので、興味を持った方は、違う記事もご覧いただければ幸いです。

それではー。

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