以前、プロの技術を活用して最高においしい豚汁を作ったことがありました。
その際は、プロの「豚汁に出汁取りは必要ない」とのアドバイスに従って、調理を進めてきたわけですが、ある時こんなことを思いました。
「海鮮の味噌汁だったら出汁取りで最高においしい味噌汁を作れるんじゃ?」と。
そんなわけで、今回は採算&手間を度外視した、今考えられる中で一番美味しいであろう海鮮味噌汁の作り方を模索した話になります。
うまくいった点や反省点も最後に紹介しますので、よければ最後までご覧いただければと。
それではいってみましょう!
材料
それでは、材料の確認です。
【n人分】
玉ねぎ……3玉
にんじん……2本
しめじ……1株
シーフードミックス……540g(イオンの270gのやつ2袋使用)
こんにゃく……600g
甘エビの出汁……1L程度
味噌……適量
塩………適量
オイスターソース……適量
みりん……適量
酒……適量
こんにゃくを入れているのとやたらと野菜が多いのは、当方ダイエット中のためです。
今回は出汁に、前回の甘エビ出汁を使用しています。
こちらにシーフードミックスの旨みを足し、さらにはダメ押しでオイスターソースまでぶち込んで、究極に美味い味噌汁を作ろうという魂胆です。
作っていく
それでは、早速作っていきましょう。
まず、出汁にシーフードミックスと野菜類を突っ込み、加熱していきます。
その際、適宜灰汁を取っておきます。
その間、こんにゃくはアク抜きを、わかめは水にさらして戻しておきます。
火が通ったら、こんにゃくとわかめ、豆腐を投入して火にかけます。
そして、味付けに入っていくわけですが、今回は安心と信頼の糀美人を使用。
いつもは白い方を使っていますが、今回は初めて熟成させている方を使用しました。
この辺りで味見をしましたが、既に海鮮の豊かな旨みがこれでもかと広がっています。
そして、ダメ押しのオイスターソース。
今回使用するものはアワビも入っているとのことなのでもはや盤石。
あとは塩やらで適度に味付けをして、完成したものがこちら。
それでは、食べていきます。
食べてみた感想とか
ここからは、食べてみた感想をつらつらと書いていきます。
まず、出汁が凄まじく効いていることは間違いのないところ。
美味しいは美味しいのですが、今回感じたのは、「出汁は濃ければ濃いほどいいってわけじゃないんだな」ということでした。
というのも、旨みがすごいのは間違いないものの、ともすればそれがくどさにも繋がり、ベストな味わいとも言えないなぁと思ったわけです。
特に、最初味見した時は美味しく感じていた一方で、最終盤になると煮詰まってきてより出汁の濃さが際立ったのも、考えものでした。
さらに、今回で言えば、オイスターソースは要らなかったかなと。
やはり、物事には適量があるのですね。
とはいえ、不味いかというとそうではないので、今後とも研究を重ねていきたいと思います。
終わりに
いかがだったでしょうか。
ちなみに、味噌汁とは別に、甘エビの出汁でシーフードカレーも作りました。
こちらは最高に美味しかったです。
カレーはどんな味付けでもおおよそカバーして美味しくしてくれるので頼れます。
究極の海鮮味噌汁については、今後とも試行錯誤を重ねながら挑戦していきたいと思います。
それではー。