水族館に行く楽しみのために、珍しい魚を鮮魚コーナーで買ってきては紹介している当ブログ。
今回も、近所のスーパーで珍しいものを見かけたので、買ってきました。
それがこちら。
こちらは、ハッカクと言うお魚。
聞き慣れない名前もそうですが、気になるのはこのフォルム。
なんとなくホウボウにも似ています。
また、見るからに脂が乗っているのがわかります。
調べてみると、このハッカクと言う魚、知る人ぞ知る高級魚とのこと。
今回は、そんなハッカクに関する情報を紹介した後、塩焼きにしていただいていきたいと思います。
ハッカクについて
さて、ハッカクについておさらいしていきましょう。
まず、ハッカクはこんなお魚です。
思っていたより刺々しい見た目です。
でもつぶらな瞳が可愛い。
ハッカクはどうやら北海道での呼び名らしく、正式名称はトクビレとのこと。
分類はスズキ系スズキ目カジカ亜目トクビレ科トクビレ属。
トクビレ科のお仲間にはヤギウオやサイトクビレ(気になる方はググってみてください)等がありますが、どれも小型種のため、食用はこのハッカクのみとのこと。
ちなみにハッカクの語源は、身体が八角形に見えるため。
サイズは大きいもので40~50cmになるとのことで、今回購入したのは30cmほどなので、中型くらいにあたるのでしょうか。
ハッカクはカレイやアンコウと同じく底生魚の一種で、海底を這うように生活しているとのこと。
そのため、カレイたちと同じ網であげられることが多いようです。
食べていく
それでは、ハッカクについて学んだところで調理していきましょう。
塩を振って常温で30分ほどなじませた後、オーブンで焼き上げていきます。
焼き上がりがこちら。
オーブンシートに溜まるほどのすごい脂です。
そんなわけで焼きあがったので、食べていきます。
食感としては、身のしっかりした白身魚という感じ。
癖がなく、なおかつ脂が乗っていて非常に美味です。
脂の乗りで言うと、鮭のカマや、白身魚なら真鯛と同じくらい乗っています。
特に骨のまわりに脂が密集していて、食べていくとくどさを感じるほどなので、ここはかなり好みが分かれそう。
ちなみに脂に負けたこともあり、もう一匹は後日再度温めていただきました。
総評としては、非常に美味で、個人的にはとても気に入りました。
終わりに
いかがだったでしょうか。
今回購入したのは2尾で700円ほどでした。
こちらについては、ぜひともリピートしたい感じですね。
脂の乗りが非常によいので、刺身ではどのようになるのか、ぜひ食べてみたいです。
北海道でよく食べられているそうなので、北海道の寿司屋に行けば出会えるのでしょうか。。。
もしスーパーで出会ったら、ぜひ試してみていただければと思います。
それではまたー。