いろんな料理を再現してみては記事にしているブログ。
今回は、再現と言うほどでもないものの、かのファーストフード店にて売られているあの食べ物を作ることはできないかと、ふと思い立ちました。
それが、モスのライスバーガー。
もはや日本に居住する者なら説明は不要かと思いますが、ライスバーガーとはパンのバンズの代わりに焼きおにぎりらしきバンズを用いて、焼肉やらきんぴらごぼうやら天ぷらやら和風の食材を挟んだ、あの食べ物です。
中身はともかくとして、あのバンズさえ再現できれば、今後いろんなライスバーガーを創作することもできます。
今回は、そんなライスバーガーを作っていきたいと思います。
作っていく
早速調理に入っていきます。
ライスバーガーのバンズを作っていくにあたって最も懸念しているのが、食べる過程でバンズの米粒がホロホロとほぐれてしまうこと。
焼きおにぎりでも握りが甘かったり、砂糖醤油を染み込ませすぎると、粒がほどけて、おにぎりが崩れてしまいます。
そうならないために、インターネットの力を用いて調べたところ、どうやら炊いたご飯に片栗粉を混ぜることでそれを回避しているようです。
これを読んだとき、正直なところ「片栗粉を溶かしてもいない状態で混ぜて、きちんと粒同士をくっつけてくれるのか?」「片栗粉が溶けずに、粉のままぼそぼそした食感になったりしないか?」などと、結構懐疑的でした。
とは言え、試さずにいるのもアレなので、とりあえずはそのように作っていきます。
まず、ボールに炊き立てのご飯を入れて、150グラムにつき小さじ1杯の割合で片栗粉を投入していきます。
今回は米450グラムを入れているので、片栗粉小さじ3杯入れています。
そうしたらしゃもじでかき混ぜていきます。
その過程で、一つ問題が発生しました。
私は硬いお米が好きなので、いつも通りその位の分量で炊いたのですが、そうなってくると、米同士がくっつきにくく、片栗粉を入れてもなかなか粒同士が癒着してくれませんでした。
結局、少し粒を潰す形で対応しましたが、もし作られる際はふっくらめに炊き上げることをお勧めします。
混ぜ終わったら、成形に移っていきます。
皿の上にキッチンペーパーを敷きダイソーのセルクルを置いて、その中に米を敷き詰めていきます。
みんな大好きダイソー製品です。
そんなセルクルに敷き詰める際も、硬い米が仇となりました。
粒をつぶしたので粘り気は出ているものの、水分量が足りないので、しゃもじにくっつき思うように成形できないわけです。
これについては、しゃもじに水をつけて成形することで対応しました。
また、これは作った後の感想になりますが、ダイソーのセルクルはライスバーガーに使用するにはかなり幅が大きかったです。
予定ではご飯150グラムでバンズが1セット完成する予定でしたが、内装のセルクルで作ってみると、450グラムでバンズにセットと少し余る位になりました。
ダイソーのセルクルは幅10.5㎝ほどになるので、もし作られる際は幅9センチほどの物を使用することをオススメします。
また、私は焼きおにぎりは砂糖醤油をつける派なので、砂糖醤油も作っていきます。
砂糖醤油は醤油と砂糖が2対1になるようにすればオーケー。
準備が終わったら、バンズを焼いていきます。
フライパンにサラダ油を敷いて、バンズを焼いていきます。
その際、バンズの両面に醤油を塗っていきます。
両面に焼き色がついたら取り出します。
今回挟む具材についてですが、市販の味付け肉を使用します。
今回はバンズがメインなので、具材については次回以降で試行錯誤していきたいと思います。
プルコギを焼いたら、ライスバーガーの上に乗せて行きます。
モスのライスバーガーは肉とバンズの間にリーフレタスが挟んでありますが、今回は省略。
出来上がりはこんな感じ。
では、食べていきます。
食べていく
では、実食に移っていきます。
今回はキッチンペーパーに挟んで食べましたが、その分には意外とバンズは崩れなかったです。
味についてですが、中身のプルコギが甘辛い味付けになっていたので、バンズも砂糖醤油だと少しくどかった印象があります。
やはりライスバーガーのバンズには醤油の方が正解かもしれません。
とはいえ、味としては悪くないので、少し改善すれば良くなるかと思います。
また、先ほども触れましたが、今回バンズの大きさがかなりでかかったです。
(一個でお腹いっぱいになります)
前述の通り、成形の際はもう少し小さめのものの使用をお勧めします。
今回の反省点をまとめると、「成形の型をもう少し小さくする」「ご飯を膨らめに炊く」「砂糖醤油じゃなく醤油のまま塗る」と言う位でしょうか。
思いのほか簡単に作ることができたので、これについては再チャレンジしてみたいと思います。
それではー。