我が家の作業部屋には、使わないまま閉め切った窓が一つあるわけです。
というのも、この窓の向こうにちょうどお隣さんの家の窓があって、なんとなく開けに開けづらいわけですね。
とはいえ、このままにしておくのも景観を損ねるし、ミニマリストの考えを借りれば、捉え方は違うものの「スペースは資産」であり、この使っていない窓にも家賃は発生しているわけです。
ということで、この窓のスペースをなんとか活用できないものかと考え始めました。
第一候補は適当な木材を組み立てて、この窓枠にすっぽり入る本棚を作るというもの。
この部屋は本が平積みになりがちなので、出来上がれば役立つことうけあいだったわけですが、当方にDIYスキルも工具もないため、この案は断念。
次に思いついたのが、今回の記事のテーマになる「ダイソーの有孔ボードの取り付け」です。
「有孔ボード 活用例」で検索してもらえればわかりますが、なんともお洒落に活用できるのがこの有孔ボード。
思いついた時は最高にテンションがぶち上がったものの、すぐさま「で、有孔ボードをどうやって窓枠に取り付けるんだ?」という問題にぶち当たります。
最初「窓枠ぴったりの有孔ボードを購入する」という方法を検討したものの、うちの窓枠はおおよそ76.5cm×127cmで、それにぴったりのボードを購入しようとすると、仮にカットしたり貼り付けたりする形でも、数千円から一万円ちょっとはすることが判明。一枚板となるとそれ以上はします。
流石にそこまでの決断をすることははばかられました。
そこから考えること約3週間。
ある時、「ダイソーの有孔ボードを結束バンドで固定して、突っ張り棒で窓枠に固定したら使えるんじゃ?」との案が浮かびました。
これしかない!と、次の日には材料一式を買い揃えていました。
この記事は、そんなDIY初心者が大した工具も使わずに窓枠に有孔ボードを取り付ける過程を紹介したものになります。
結論、めっちゃ利便性が上がって大満足だったので、もし興味がある方は最後までお読みいただければ幸いです。
それでは、いってみましょう!
材料
さて、前述したように、我が家の窓枠は76.5cm×127cmというサイズです。
それに合うように今回購入したのはこちら。
・有孔ボード(30cm×60cm)……5枚 330円×5枚=1650円
・突っ張り棒……………3本 220円×3本=660円
・結束バンド(黒)……………1つ 110円
合計:2420円
使用した工具は家にあったカッターとカッティングマットのみです。
ただ、後述しますが、カットのためには100均でもいいのでノコギリがあった方がよかったかなと今では思っています。
作っていく
それでは、作業工程に移ります。
まず、有孔ボードと突っ張り棒を、一つ一つ結束バンドで固定していきます。
今回はうちの窓に合うように、4枚を縦に積み上げる形で固定していきます。
出来上がったものがこちら。
一度この状態で窓枠に取り付けてみたものの、やはり全面を覆う形でないとどうしてもお洒落にはならないよう。
そのため、窓枠に合うように、5枚目の有孔ボードを切断していきます。
計算したところ、今回は幸いにも、縦に半分に一度切るだけで十分でした。
定規で線を引き、カッターで傷を付けて、後は何度も何度もなぞるように切っていきます。
ちなみにダイソーの有孔ボードはMDF材なので、加工はしやすい一方、表面がプリントなので注意が必要でした。
そして、カッターで切っていると、思いのほか切れてくれない。
無理矢理刃を通そうと力を入れるので、結果的にカッティングマットを大きく傷付ける形にもなり、あまりいい方法とは言えませんでした。
もし作成の際には、ノコギリ等の使用をお勧めします。
とはいえ、やっとこさ出来上がり、早速窓枠に設置してみました。
それがこちら。
何も付けないよりは小洒落た感じになったのではないでしょうか。
この画像では突っ張り棒が2本になっていますが、つなぎ目の部分が不安定だったので後に一本足しています。
接着剤等で強く固定していれば、もしかするとこの突っ張り棒は不要かもしれません。
ちなみに今回は面倒だったのでボンド等接着剤は一切使用しませんでした。
取り付けは終わったので、あとは好きに飾っていくだけです。
僕は蔦屋書店の照明の配置が好きなので、窓枠の上にLED照明を取り付けました。
そうして現在の形がこちら。
当初は壁掛け時計もかけようかと思っていましたが、思いの外文房具や本を置くスペースとしての利便性が良かったので、この形で今も使用しています。
終わりに
いかがだったでしょうか。
個人的には、映えなかった窓枠が見た目も利便性も優れたスペースになったので、大満足の結果となりました。
最後に総工費についてですが、1200円のLED照明を2本購入したのと、ダイソーで有孔ボード用の金具を550円分購入したため、最終的には5370円となりました。
ご興味を持った方は、一度検討してみてはいかがかと。
それではー。