稀ではありますが、生活におけるライフハックも紹介をしている当ブログ。
普段の生活の中で掃除、洗濯と言った面倒な家事を日々行いながら、我々は生きているわけですが、毎日とは行かないまでも時折しなくてはならない事と言うものも存在します。
その一つが、シューズの手入れ。
普通に使っている分にはそれほどの手入れも必要ないかもしれませんが、例えばスニーカー、特にランニングシューズといった非常に運動靴、といった普段遣いをしたり着用時に酷使したりするものに関しては、こまめに手入れをする必要があります。
特にスポーツで使うときには使った後はきちんと洗わないと、臭いの原因にもなります。
しかしながら、靴を洗うと言うのは、わざわざバケツから引っ張り出してブラシを用意し、洗剤をつけてこすって乾かすと言う非常に面倒な工程が必要となります。
今回、そんな中で1つの思いが湧きました。
「汚れたシューズ、全部洗濯機にぶち込めないかな?」、と。
今回は、そんなめんどくさがりの一部が到達する「洗濯機でシューズは洗えるのか?」と言う疑問を実際に洗濯してみることで検証したと言う内容になっております。
やってみて良かったことや反省点、失敗した点なども併せて紹介しますので、参考にしていただければと思います。
下準備
それでは、ランニングシューズたちを洗っていきます。
今回洗っていくのは、普段遣いをしているランニングシューズ。
体力づくりのためにランニングをしているわけですが、コンクリートではなく、土の上を走っていると、どうしても土埃がまったり砂利が靴に入ったりして汚れてしまうわけです。
そのたびに、洗わなければと思うものの面倒なので、ある程度汚れたら新しいものを買う、ということを繰り返した結果………
洗っていないシューズが4足ほどになっていました。
今回はこれらを一気に洗っていきます。
まずは安心して洗濯機にぶち込めるように、下準備をしていきます。
洗面台などにシューズを入れ、お湯で流しながら、ブラシで泥や細かな汚れをこすっていきます。
「それじゃあ、普段洗っているのとあんまり買わないんじゃ?」と思うかもしれませんが、まぁこの先を読んでから判断してください。
擦り終わったら、中敷きを抜いて、1足ずつ洗濯ネットに入れていきます。
これによって、無駄に靴同士が擦りあって、ダメージが行くことを防ぐことができるかと思います。
中敷きも一まとめにして、洗濯ネットへ。
ネットに詰め終わったら、全てを洗濯機にぶち込んでいきます。
そして、後は洗濯機で洗浄していくわけですが、今回使うのは、以前より使っているマグネシウム洗剤。
皮脂落としと消臭に定評のあるこちらを使用すれば、まず間違いないかと。
別にこれでなければいけないわけでは全然ないので、普通に中性洗剤で大丈夫です。
今回はこれに加えて、最近CMでよくやっているこちらも使用。
ここまですれば、もう消臭については言うことなしでしょう。
これらをすべて洗濯機にぶち込み、完全に皮脂を落とすために60℃設定&漬け込み30分を追加してスタート。
洗い終わったら、ベランダで干します。
あいにくの曇り空でしたが、まぁなんとか乾きました。
そんなこんなで洗い終わったわけですが、出来上がりはこちら。
かなり綺麗になったかと。
比較対象として洗う前のものを撮っておくべきでしたが、忘れました。
土埃まみれのすげー汚い状態だったと想像してください。
ただ、よくよく見ると細かな土汚れはあります。
ちなみに底はこんな感じ。
こちらもかなり綺麗にはなりましたが、完全にきれいさっぱりというわけではない感じですね。
まぁ、靴底なんてすぐに汚れるので気にはしませんが。
ちなみに他二足も同じ感じで綺麗になりましたが、一足だけ悲惨なことに。
見事に大破しました。
こちらは元々使いすぎてはがれかけていたので、それが完全にめくれてしまった形ですね。
まぁ元々アウトレットで2,000円で買ったやつだったので、よしとしましょう。
やってみたメリットとデメリットとか
そんな感じで洗濯機で洗い終わったわけですが、今回やってみたメリットとデメリットを最後に紹介したいと思います。
メリット
洗う手間がかなり削減される
最初ブラシで軽く擦る工程が必要なので、その辺は面倒ですが、バケツで一足一足漬け込みながら擦る手間を考えれば非常に楽です。
今回は4足あったため、一足一足洗うと数十分は必要だったでしょうが、ものの数分程度の処理で見違えるほど綺麗になりました。
乾燥しやすい
バケツで洗った後は絞ることが難しいため、基本太陽光の力に頼り切りだったわけですが、洗濯機で洗った場合、最後に脱水をしてくれるので、このへんはかなりありがたかったです。
そのせいで一足大破してしまった可能性もありますが。
色んな洗濯用洗剤で洗える
洗濯機で洗うことで、液体の中性洗剤や食器用洗剤だけでなく、今回のようなマグネシウム洗剤やビーズ状の洗剤など、いろんな種類のものを選べるのは個人的にはメリットでした。
ちなみに、洗いあがりは異臭は完全になく、レノアビーズのさわやかな香りが広がっていました。
デメリット
大破する危険がある
今回の一番の痛手は、やはり一足がダメになってしまった点。
接着剤でくっつければまだ使えそうな感じではあったものの、洗い終わりの見た目もかなり使い古した感が強かったので、思い切って処分しました。
使い古したものについては、洗濯機の使用は避けた方がよさげです。
完全に綺麗にはならない
先ほど見ていただきましたが、洗濯機だけで完全に綺麗になる、ということはありませんでした。
遠目から見れば洗い立てには違いないものの、汚れを見ながら擦ったわけではないので、場所によっては汚れが残るところがありました。
バケツで洗ったところで取れる汚れだったのかは定かではありませんが。
あるいは、酸素系漂白剤を入れたら、取れるのかもしれません。
それは今後試していきたいところ。
洗濯機の寿命の懸念
これは正確に測る方法はありませんが、やはり正しい方法での洗い方ではないので、洗濯機側のダメージも気になってしまうところ。
洗った後、洗濯槽に砂利等は残っていませんでしたが、靴を洗うことで、もしかすると洗濯槽等の寿命をちょっとづつ縮めてしまうかもしれません。
終わりに
いかがだったでしょうか。
やってみた感想としては、今後も洗濯機で洗っていきたいと思った次第です。
なにせ、楽さが全然違います。
靴洗いのハードルがかなり下がりました。
あとはまとめ洗いできるのがいいですね。
今後、大破しそうなものは手洗い、それ以外のものは洗濯機という使い分けをしていきたいと思います。
それではー。