BOOKOFFで売られてる格安中古スピーカーをテレビやPCで使えるようにした話

ライフハック

さて、スピーカーというものに興味はあったりするでしょうか。

この世界は実に奥が深く、音質や音圧なんかを突き詰めると、その価格は青天井。

Amazonで軽く検索してみても、その値段はピンからキリまであるわけです。

我が家のPCスペースにも、数年前に購入した縦長のスピーカーがあります。

当時奮発して15000円くらいで買ったのですが、知り合いの音楽好きの方に言わせると、「『本格的』と呼ぶようなスピーカーは最低でも3万くらいから」とのことで、これでもまだまだ安い価格帯とのこと。

ただ、高ければ音質がいいかというとそうでもなく、その方曰く、今手持ちで一番いい音を出すのが「3,000円くらいのフルレンジスピーカーを段ボール箱に取り付けて、中にクシャクシャの紙を詰め込んだもの」らしく、値段はあまり関係ないとのこと。

そんな不思議なスピーカーの世界ですが、BOOKOFFやハードオフに足を運んでみると、実に立派なスピーカーが驚くほど安く売られていたりします。

新品を購入すれば10000円から数万円はゆうにしそうなスピーカーが、動作確認済みのジャンク品で数百円から2、3000円、しっかりした保証付の品でも2000円代から売られています。

どうやらスピーカーのような幅を取る商品は、店舗としても在庫にしたがらないので平均単価よりも低い価格で取り扱われることが多いようですね。

(そんなことをせどり系YouTuberが昔言ってました)

そんなスピーカーを見かけて、「おお、いいじゃん!」と思い手に取ったのはいいものの、その裏側を見ると付属の配線はなく、こんな感じのシンプルで謎な構造になっているわけです。

これを見た瞬間、「えっ、なんでUSBポートもオーディオケーブルの穴もないの!?」と驚き叫びたい衝動に駆られたのは僕だけではないはず。

せめてスーファミとかのあの三色ケーブルでもあったら、まだ対応できる(AV端子と呼ぶらしい)。

しかし、この謎端子だけは無理だ。

この接続問題から、長らくBOOKOFFでかっこよくて安い中古スピーカーを見かけても、試すことを諦めてきたわけですが、今回一念発起して、それらの中古スピーカーをテレビやPCに接続できるようにするためにあれこれ調べ上げました。

この記事を読めば、数千円の出費でかっこいい中古スピーカーをテレビやPCに接続して高音質で楽しめる方法を知ることができます。

興味がある方は読んでいただければと。

中古スピーカーの配線をPCやテレビに接続するために必要なもの

まず、中古スピーカーにあの謎配線を再掲します。

この謎配線ですが、調べたところ、どうやらスピーカーケーブルなる線を繋ぐためのもののよう。

スピーカーケーブルとは、画像でくっついている、二股に分けることができる謎ケーブルのことです。

これをスピーカーの裏側の謎端子に噛ませることで接続します。

そして、そのスピーカーケーブルの反対側を、このケーブルに対応したオーディオ機器なんかに接続することで、スピーカーで音楽を再生できるわけですね。

ちなみに、このスピーカーケーブルなる代物はAmazonベーシックで数メートル単位で売られていました。

ここまでは理解できましたが、最大の問題は、令和に生きる我々は、そんなスピーカーケーブルなるものを使えるガジェットを使っていないという点。

こんな変なケーブルを噛ませるための謎端子が付いたiPadやPCを見たことがなければ、なんなら地デジになる前の平成のテレビだってこんな端子が付いてるのは見たことがなかったわけです。

どうすればいいか方法を模索していたところ、Amazonでいい感じの機器が売られていました。

それがこちら。

これは、さっきの謎端子にスピーカーケーブルを接続すれば、「USB端子」「AUX(←イヤホンジャックのあれ)」「AV端子」「Bluetooth」という4つの接続方法でPCやスマホ等に接続することができるまさに神ツール。

これさえあれば、立派な中古スピーカーたちを現代の世のガジェットで活用ができます。

この商品を見つけたその日にポチり、次の日には中古スピーカーも購入しました。

次の項では、実際にテレビに接続して再生までしていきたいと思います。

実際に中古スピーカーを買って接続してみる

さて、購入したスピーカーケーブルと神ツールを使って、実際に中古スピーカーを接続していきたいと思います。

そのために、今回購入した中古スピーカーはこちら。

BOOKOFFで購入したSONY製のスピーカーで、お値段は1,000円ちょうど。

こちらは正常に再生できるものの、布面(サランネットと言うらしい)やスピーカー周りにホコリや汚れがあるため、ジャンク品の扱いになっていました。

実は当初、こういったブックシェルフ型と見た目がかっこいいトール型のスピーカーで迷っていたのですが、もし使わなくなった場合しまっておく場所がないため、泣く泣く諦めました。

ちなみにトール型はこんな感じ。

トール型だと、その時見かけたもので同じくSONY製のものがおおよそ5,000円ほどでした。

さて、それでは接続していきます。

まずは、オーディオケーブルを適度な長さに切り、スピーカーの裏側に接続します。

神ツールの金色のツマミをひねると穴が出てくるので、そこにスピーカーケーブルの反対側を差し込み、ツマミを戻して固定します。

次に神ツールとテレビの接続ですが、今回はAUXとAV端子が可能でしたが、AUXにしました。

ちなみにAUX、AV端子、USBのの配線についても、神ツールに同梱しています。

あとは、神ツールのコンセントを差し、電源を入れれば準備は完了です。

実際に再生して聴き比べしてみた

さて、そんな感じで接続が完了しました。

実際に聴いてみた感想ですが、やはりブックシェルフ型のスピーカーということで、テレビ内臓のものよりもより低音が響いているのと、全体的に音色が鮮やかなような気がします。

元々、AbemaMIXを高音質で聴きたいがためのスピーカー設置だったので、今のところはこれで満足です。

終わりに

いかがだったでしょうか。

今回スピーカーケーブルとあの神ツールを手に入れたことで、中古スピーカーをほとんどどれでも試せる環境が整ったので、BOOKOFFへ行く楽しみがまた一つ増えました。

今回スピーカーが1,000円ということで、まぁそれほど惜しくもない価格のため、このスピーカーで色々遊んでみたいと思います。

とりあえず、これに合ったスピーカー台をDIYで作るのと、スピーカー台に合わせてスピーカーの木製部分も塗装を施すのは近々していきます。

Bluetooth接続もでき、ほとんど全てのガジェットで中古スピーカーが楽しめるので、興味がある方は購入しても損はないかと思います。

それではー。

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