日々の食事の中で、「なんとかもっと美味いものを食えないか」とコスパのいい調理法を探す当ブログ。
そんな筆者ですが、最近蕎麦にハマっておりまして、そんな中で1つの疑問が湧きました。
「乾麺の蕎麦って、店の蕎麦とほぼ原材料一緒なんだから、調理法次第で店レベルに美味しく食べられるんじゃない?」、と。
これまで乾麺の蕎麦をパッケージに書かれた通りに茹でて、出来上がったものを「まぁこんなもんだろう」と思いながら食べていたわけですが、YouTubeを漁ってみたところ、いくつか興味深い茹で方を発見しました。
そんなわけで、今回はネットに転がる乾麺蕎麦の調理法を実際に試して、どれが一番美味しいのか検証していくシリーズの第1弾となります。
今回試すのは、YouTubeで見つけた「フライパンで水から茹でて油を入れる」という、なんとも斬新な調理法になります。
それでは、いってみましょう!
今回試す調理法について
先ほども言った通り、今回検証するのは、YouTubeで紹介されていた「フライパンで水から茹でる方法」です。
普通、蕎麦って鍋でお湯を沸騰させてから茹でるものだと思っていたんですが、この方法は水の状態から麺を入れて火にかけるというもの。
しかも、途中で油を入れるという謎の工程まであります。
「え、蕎麦に油……?」と思いましたが、動画によると「麺同士がくっつかず、歯ごたえのある食感になる」とのこと。
ポイントをまとめると、こんな感じです。
【ポイント】
- フライパンを使う(麺の端まで浸る)
- 水から茹でる
- 沸騰したら油を大さじ1入れる
- 茹で時間は袋の表記の半分
- 氷水で急冷する
読んだ感じ、「茹で時間が半分?」「油を入れる?」と、突っ込みどころ満載なわけです。
ただ、動画のコメント欄を見ると「本当に美味しくなった」という声も多く、これは試してみる価値がありそうだと判断しました。
材料
それでは、材料の確認です。
【1人前】
- 乾麺蕎麦(二八蕎麦)……100g(1束)
- 油(サラダ油)……大さじ1
- 氷……たっぷり
- めんつゆ……適量
- 刻みネギ……適量
- わさび……適量
今回使うのは、スーパーで売っている二八蕎麦です。

ちなみに、なぜ二八蕎麦を選んだかというと、今後このシリーズで色んな調理法を試していく予定なので、比較のために同じ種類の蕎麦を使いたかったからです。
二八蕎麦というのは、小麦粉とそば粉が2:8の割合で配合された蕎麦のことです。十割蕎麦よりは蕎麦粉の割合が少ないですが、その分つながりやすく、乾麺として扱いやすいのが特徴。
今回は、この二八蕎麦を使って検証していきます。
作っていく
それでは作っていきましょう。
まず、広いフライパンに水を張り、乾麺を投入します。

ここでのポイントは「フライパン」を使うこと。
鍋だと麺の端が水に浸らないことがあるため、広い面積のフライパンの方が適しているとのことです。
乾麺を入れたら、そのまま火にかけていきます。
火にかける間、次にボウルに氷をたくさん入れて水を張ります。

これは、茹で上がった後に麺を急冷するための準備。
あらかじめ冷やしておくことで、茹で上がり後すぐに冷やせるわけです。
さて、フライパンの水が沸騰したら、ここで油を大さじ1入れます。

動画によると、これによって麺同士がくっつかず、歯ごたえのある食感になるとのことです。
同様のテクニックはパスタではよく見られますが、正直なところ、「蕎麦に油って……」と思いつつ投入しました。
その後、袋に書いてある茹で時間の半分で茹でます。
今回使った蕎麦の袋には「5分」と書いてあったので、半分の2分30秒で茹でることに。

正直なところ、「茹で時間半分って、大丈夫なのか……?」と不安になりつつ、タイマーを見守ります。
2分30秒が経過したら、お湯を切ります。
そして、そのまま氷水に投入。

ここでのポイントは「急冷」。
麺を素早く冷やすことで、締まって歯ごたえが良くなるとのことです。
麺が冷えたら、水を切って盛り付けます。

少なくとも、チルドの蕎麦とは一線を画す見た目ではありますね。
麺自体しっかり冷えていることもあってか、ツヤもいい感じです。
蕎麦つゆは厚切り鰹節やらで出汁を取った自家製蕎麦つゆになりますが、満足いく仕上がりにはまだ至っていないため、今回は紹介を割愛します。
薬味として申し訳程度にわさびも添えておきました。
食べてみる
それでは食べていきます。

食べてみた感じ、正直、半信半疑だったんですが、確かに普通に茹でるよりコシがいいです。
歯ごたえが良く、噛むたびプツプツと心地よく麺が切れる これ、なんというか「麺がしっかりしている」感じ。
普段茹でている蕎麦って、もうちょっとフニャッとしているんですが、今回のはプツプツと小気味よく切れる食感です。
油を入れたことで、麺の表面がコーティングされたのかもしれません。
麺も良く冷えていてよい 氷水で急冷したおかげで、麺がキンキンに冷えています。
この冷たさが、夏場なんかには特に良さそう。
茹で時間を半分にしたことで、芯が残っていないか若干心配していましたが、こちらも全然大丈夫でした。
水から茹でることで、麺の中心までゆっくり火が通ったんでしょうね。
また、油を入れたことで、麺の表面がツルッとしていて、のどごしが良いです。
正直、「油なんて入れて大丈夫なのか」と思っていましたが、油っぽさは全く感じません。
味については、茹で方もあってか、蕎麦の味わいがより凝縮されている気がします。
総合としては、個人的にはかなり美味しくできたと思います。
やってみて良かった点と注意点
そんな感じで、ネットに転がる蕎麦の乾麺調理法の第1弾を試してみたわけですが、今回やってみて良かった点と注意点を最後に紹介したいと思います。
良かった点
歯ごたえのある食感が楽しめる
油を入れることで、麺同士がくっつかず、しっかりした歯ごたえが出ました。
普通に茹でるよりも、明らかに食感が良いです。
茹で時間が短くて済む
今回は休日のため特に意識しませんでしたが、普段の場合なら、袋の表記の半分の時間で茹でられるので、時短になります。
麵を投入するぶん沸騰に時間はかかるものの、フライパンに蓋をすればそのぶん短くなるでしょう。
忙しい時にはありがたい。
フライパンで茹でられる
一人暮らしで大きな鍋がない人でも、フライパンがあれば茹でられるのは便利。
洗い物も少なくて済みます。
氷水で急冷することで麺が締まる
氷水で一気に冷やすことで、麺がキュッと締まって美味しくなります。
水の状態から乾麺を入れたことがどれだけ効果があったのかわかりませんが、この「急冷」は、普通に冷水で洗うよりも効果的な気がしました。
注意点
油を入れるのに抵抗がある人もいるかも
蕎麦に油を入れるという発想が、そもそもなかったので、最初は抵抗がありました。
ただ、実際に食べてみると油っぽさは全く感じないので、騙されたと思って試してみてほしいです。
フライパンの大きさによっては麺が入りきらない
今回使ったフライパンは28cmのものでしたが、それでもギリギリでした。
小さいフライパンだと、麺が入りきらない可能性があります。
氷をたくさん用意する必要がある
氷水で急冷するので、氷がたくさん必要です。
ちなみに、紹介した動画内でも今回の検証でも透明な氷を使用しましたが、普通の氷で大丈夫とのこと。
それでも「水道水で蕎麦を洗うとカルキの臭いが移る」という通(?)な人の意見も散見したので、気になる方は筆者御用達のブリタの浄水器を使って、当ブログの透明氷の簡単な作り方を実践しながら蕎麦作りに励むとよいでしょう。
茹で時間の調整が難しいかも
今回は袋の表記の半分(2分30秒)で茹でましたが、蕎麦の種類や火加減によっては、微調整が必要かもしれません。
他にも氷水の文量によってはうまく麺が冷めてくれないかもしれないなど、元々そこまで精密な調理法ではないものの、いくつかの不安要素はあります。
最初は様子を見ながら茹でるのがよいかもしれません。
終わりに
いかがだったでしょうか。
今回は「ネットに転がる蕎麦の乾麺のベストな食べ方」シリーズの第1弾として、フライパンで水から茹でて油を入れるという、かなり斬新な調理法を試してみました。
やってみた感想としては、「これ、普通に美味いじゃん」という感じでした。
正直、「パスタは元々後で油絡めるけど、蕎麦にも油を入れて大丈夫なの?」「茹で時間半分って大丈夫か?」と半信半疑だったんですが、実際に試してみると、確かに歯ごたえが良くて美味しかったです。
特に、噛むたびにプツプツと心地よく麺が切れる食感は、普通に茹でた蕎麦では味わえないものでした。
今回使った二八蕎麦を基準に、今後も色んな調理法を試していきたいと思います。
それではー。



