珍しげな魚を見かけては、刺身ないし調理して食うことを娯楽としている当ブログ。
今回も、珍しげなものをスーパーで見かけたので買ってきました。
それがこちら。
こちらは、なんとうなぎの肝焼きです。
うなぎといえば言わずと知れた高級魚ですが、その肝は当然ながら1匹に一つしかないわけです。
そのためとても希少な部位に当たると、以前テレビで紹介されているのを見たことがあります。
とはいえ、今回購入した金額は4本で500円。
まぁ、その辺の焼き鳥屋の串1本と同じくらいでしょう。
今回は、最初うなぎについて学んだ後、そんなうなぎの肝焼きを食べていきたいと思います。
うなぎについて
さて、特に肝焼きとは関係ありませんが、うなぎについて学んでいきたいと思います。
うなぎは世界で全19種類いますが、その中でも食用として出回っているのは、ニホンウナギ、アメリカウナギ、ヨーロッパウナギ、ビカーラウナギ(ビカーラ種)の4種類のみだそう。
ちなみに日本で流通しているのは、ニホンウナギとビカーラ種の2種です。
うなぎといえば非常に高価なイメージがありますが、その理由は、うなぎの供給のほとんどが養殖であるため。
日本で出回っているうなぎは、実に99.9%が養殖とのこと。
さらにはその養殖の方法も、シラスウナギと呼ばれるうなぎの稚魚を獲ってきてそれを成魚まで育てるというもので、需要の高さからシラスウナギ自体が高騰を見せるなど、非常にコストがかかるわけです。
現在では研究の甲斐あってうなぎの卵からシラスウナギを育てる方法が発見されましたが、まだまだ採算が取れないほどコストが高く、また育ったシラスウナギのほとんどがオスであるなど、課題は多いよう。
うなぎが気軽に食卓に並べられる日は、まだまだ遠いようですね。
食べていく
さて、うなぎの雑学も押さえたところで、食べていきましょう。
まずは、肝焼きをレンジで加熱していきます。
そして、付属のたれをかけたら完成です。
食べた感想ですが、結論から言うと、普通に美味いです。
鰻の蒲焼と同じタレ、同じ焼き方をしているので、基本的に同じ系統の旨さです。
食感は、鳥肝のような肝らしさは感じるものの、意外と癖はありません。
また、肝の中にハツが含まれているのか、コリコリした食感もあります。
肝ではありますが、鰻らしい風味と脂は感じます。
しかしながら、肝に残った血合いのためか、所々苦味のあるところもあります。
とはいえ、キッズたちにも、何も言わずに食わせたら、「美味しい」と言う子がちらほらいるのではないかというほど。
やはり肝でもうなぎはうなぎで、美味しい代物でした。
リピートするかどうか
では最後に、恒例のリピートするかどうかのジャッジをして終わりたいと思います。
今回4本で500円でした。
個人的には、「2本売りしていたら、たまにだったら食べたいかなぁ」といった感じ。
流石に500円だと贅沢品である感が否めませんが、2本250円くらいなら、まぁ買って楽しむのもいいかという感じ。
魚の脂は身体にもいいですしね。
とはいえ、500円で気軽にうなぎの味を楽しめるのはありがたい話な気もします。
もしお近くのスーパーで見かけたら、是非手に取っていただければと思います。
それではー。