透明氷を自作したり、安ウィスキーを自分で熟成させたりと、晩酌のコスパを求めることに余念がない当ブログ。
これまで記事にしていなかったものの、実は炭酸水も自作をしていました。
炭酸水メーカーといえば、ソーダストリームやら、実に多くの商品が販売されています。
そんな中で、我が家で使用している炭酸水メーカーがこちら。
業務用のミドボンです(どーん)
このゴツメでお洒落感の欠片もないフォルム。
見た目でソーダストリームと勝負しようものなら、1回コールド負けになること請け合いでしょう。
さらにこのミドボン、実に重くデカいです。測ってはいませんが恐らく10kgはあり、全長は54cmもあるという、もはや鈍器。
名探偵コナンでまだ凶器に使われいなければ、是非とも一度登場させてもらいたいところです。
そんなディスられ要素の塊のようなミドボンですが、あえて使っているのには理由があります。
そう、コスパがいいから。
そのコスパたるや、正確に計算できていませんが、おおよそ1Lあたり約5円以下です。
そうなんです。
ほとんどタダに近いのです。
ちなみに、筆者はかれこれもう4年くらい使っていますが、これまで浮いた炭酸水代のことを考えると、もう手放せません。
今回は、そんなミドボンを使った炭酸水メーカーについて紹介していきたいと思います。
必要なもの
さて、そんなコスパ最強の炭酸水メーカー、ミドボンですが、炭酸水を作るまでには必要なものが大きく3点あります。
そちらをみていきましょう。
ミドボン
業務用のミドボンです。今回の炭酸水メーカーを作るにあたって、これを見つけるのが一番の難所です。
居酒屋なんかでは見かけることがありますが、あまりお店で売られているのをみたことはないのではないでしょうか。
こちらはアクアリウムの専門店や業務用スーパーに置かれていたりします。
このミドボンは購入ではなくレンタルという形になります。
そのため、最初に容器の保証金として5000円、ミドボンの中身のCO2の代金として2000円程度を支払う必要があります。
初期費用としては、計7000円程度です。
ただし、保証金の5000円は容器を返還したら戻ってくるため、実質2000円です。
ちなみに、保証金は一度限りなので、交換の際には中身の代金2000円程度を払うだけで大丈夫です。
僕は近所の業務スーパーでミドボンを交換していますが、どうしても近所で見つからない場合は、少し割高になりますが、ネットでもレンタルと交換が可能なようです。
調べた感じ、上記リンクで14,000円、空ボンベとの交換で6,500円程度でしたが、毎日1L飲んでいる人には数か月で元が取れてしまうので、実質タダと呼んで差し支えないでしょう。
炭酸水製作キット(レギュレーター、加工蓋、チューブ)
ミドボンと炭酸水のペットボトルを繋ぎ、炭酸を送り込むためのものです。
レギュレーターはアクアリウム専門店、加工蓋の素材やチューブはホームセンターで販売していますが、一つ一つを探したり制作するとなるととても手間がかかるため、販売されている製作キットを購入するのが一番楽です。
ただ、Amazonで探すと、異常に高いので要注意。
ただし、加工蓋は使用につれて破損する事があるため、その際はまた購入する必要があります。
モンキーレンチ
ミドボンとレギュレーターを繋ぐ際に必要になる工具です。
実際に設置したときは使わずに手で回して固定しましたが、外れる可能性がなきにしもあらずであることや、交換の際にも苦労することから、用意した方が得策かと思います。
(後ほど筆者も購入しました)
設置の方法
続いて設置の方法ですが、非常にシンプルです。
ミドボンの口とレギュレーターの口を、モンキーレンチで固定します。
続いて、レギュレーターのチューブ側の口をひねり、チューブを固定します。
これだけで完成です。
作り方
最後に作り方をみていきます。
炭酸水のペットボトルに7割程度水をいれ、専用の加工蓋をはめます。
続いて、蓋のプルを開いた状態にしてからペットボトル内の空気を抜き、プルを閉めます。
続いて、チューブを差し込み、加工蓋のプルをひねって開いた状態にします。
そして、レギュレーターの栓→ミドボンの栓の順番に開いていきます。
すると、一気に炭酸ガスが流れ込んできます。
それからは、ひたすらにシェイクしまくります。
およそ15〜20秒くらいしたらミドボンの栓→レギュレーターの栓→加工蓋のプルの順番に締めていきます。
これで完成です。
ちなみに冷蔵庫でしばらく置いておくと、炭酸ガスが溶けて炭酸が安定します。
あとはレモネードにするなりハイボールにするなり、お好きなものでお楽しみください。
終わりに
いかがだったでしょうか。
準備と設置には少しばかり手間がかかりますが、いざ設置すると半年以上はミドボンのガスも保つため、とても経済的かつ便利です。
これを導入してからは、晩酌時に炭酸水を買い忘れて自販機に買いに走ることもなくなりました。
ちなみに、かつてソーダストリームといった炭酸水メーカーが出始めた頃は、手軽さはともかく1Lあたり70円程度と、市販品と比べてあまりコスパの良いものではありませんでした。
しかしながら、最近のものを見てみるとかなりコスパが良くなったと思います。
例えばAmazonのこちらの商品は、1Lあたり20数円で炭酸水を作ることができます。
ミドボンと違いおしゃれで場所も取らず、炭酸を入れる時もシェイクする必要がないため、スマートに炭酸水を作るならこちらの方が良いかもしれません。
よければ参考までに。
それではー。