名前は聞いたことがあっても、食べたことがないものというものが人間多くあるわけです。
当ブログでは、珍しいものを食べたり作ったり、時にワニまで食ってきたわけですが(味の感想は是非記事をご覧いただければと)、今回は少しマイルドな感じのやつを食べていきます。
それがこちら。
そう、カラスミ。
ちなみにこれだけの量で500円しました。高い。
カラスミといえば、単に「酒飲みのつまみ」くらいにしか思っていませんでしたが、そもそも考えてみれば、カラスミがなんなのかについては、あまり考えても来なかったわけです。
原材料をみると、どうやらボラの卵巣を塩漬けしたものであるよう。
ボラは、河口や沿岸に生息している魚ですね。以前、当ブログでも取り上げました。
ボラ自体は高級魚でもなく、釣り人の間でも、釣り上げても「ハズレ」といった感じでリリースする人も多いようです。
僕が買った時も、60cmくらいのが1匹で800円くらいだったかと思います。
ただ、調べたところどうやらボラの卵巣はカラスミに使うことから高値で取引されているよう。
そんな高級なつまみであるカラスミを、食べていきます。
感想とか
さて、早速食べてみた感想です。
味としては、例えるなら「数の子に近い」です。
まぁ、数の子はニシンの卵巣の塩漬けなので、当然といえば当然ですが。
ただ、もちろん食感や細かな味わいは数の子とは違います。
塩漬けのなので当然塩辛さはありますが、そのなかに旨味があります。
薄く切ってあるため塩辛さでダウンしないのがいいですね。
あと、今回は燻煙されているものを買ったので、若干の燻製の香りします。
「酒飲みのアテ」のイメージそのまま、日本酒やハイボールにめちゃ合います。
食べていくほどクセになっていくところがあり、総評ととしては「アテとしてはかなり優秀」といったところでしょうか。
ただ、人の好みに左右されるなぁ、とは思いました。
個人的に再購入するかといえば、「安ければ買ってもいいかな」といった感じです。
これを普段から食べれる身分になれるように日々精進せねば。
それではー。