この三連休、静岡は清水に行ってきました。
目的はただ一つ。
ウォルト・ディズニー・アーカイブス展に行くこと(どどーん)
実は、僕は年に1、2回は必ずディズニーランドに行くくらいにはディズニーファンだったりします。
会場のある静岡は高速を飛ばしてもそれなりの距離があったりするのですが、めんどくささよりも行きたい欲求が勝ってしまい、三連休を利用して行ってみることにしました。
(まぁ、日にちが合えばもっと近くの会場もあったんですけどね。。。)
土曜日の午前中に用事が入っていたため、出発したのは昼の3時過ぎ。
しかし会場は5時には閉館してしまうので、会場にはどうやっても間に合わず、仕方なく前日に現地へ行き、次の日に観光ついでにウォルト・ディズニー・アーカイブス展に行くことにしました。
ちなみに、夕食を食べに行った清水エスパルスドリーム。
ここには寿司横丁なるところがあって、やたらいっぱい寿司屋さんがありました。
その中の回転寿司の店に入ったんですが、生の鱈の白子やら金目鯛、カサゴやスズキ等、チェーンの回転寿司では見かけない珍しいネタがあって面白かったです。
さて、そんなこんながあって次の日。
いよいよ「ウォルト・ディズニー・アーカイブス展」に向かっていきます。
「ウォルト・ディズニー・アーカイブス展」とはなんぞや?
そもそも、「ウォルト・ディズニー・アーカイブスってなんなんだ」という話になるわけです。
僕も全然知らなかったのですが、どうやらウォルト・ディズニーの死後、ディズニーに関する貴重な資料や物品等を保管している団体のよう。
例えば、これがウォルト・ディズニーの仕事場を再現したデスク。
なんかどっかの誰かがくれた人魚の置き物をずっと仕事場に置き続けたとか、ウォルト・ディズニーにまつわるとても温かなエピソードも会場では紹介されたりしていましたが、もはや今となってはほぼほぼ覚えていません。
撮影許可スポットがかなり限られていたので画像で紹介はできませんが、会場にはその他、ディズニーの昔のおもちゃや手帳、かつてのイラストレーターが描いたミッキーの絵画など、ディズニーの歴史を感じさせてくれる物品の数々が展示されていました。
行ってみた感想とか
さて、行ってみた感想ですが、「撮影できるスポット少なすぎ!」というのがまず第一にきます。
ディズニーが権利関係にうるさいのは有名な話ですが、この「ウォルト・ディズニー・アーカイブス展」においても、撮影できるのは本当に直近の実写映画の衣装や装飾品くらいで、ミッキーマウスなぞ、そのシルエットすら撮らせてはもらえません。
別に減るもんじゃないのになーと思いつつ、ミッキーの古き時代のおもちゃたちを脳に焼き付けます。
ちなみに、アメリカ本国では過去2回、ミッキーマウスの著作権が切れそうになる度に期間の延長が決まっており、著作権を別名「ミッキーマウス延命法」と呼ぶ声もあったりします。
国民的キャラクターであるが故に戦時中のプロパガンダにも利用されるなど、国との繋がりも非常に深いんですね。
そんな延長され続けていたミッキーマウスの著作権ですが、ついに切れるのが3年後の2023年になります。
そのときはディズニーが再び延長のためのロビー活動を行うのか、はたまたパブリックドメインとなるのか、ちょっと楽しみだったりします。
(ちなみに、切れるのはミッキーの初期のデザインのみで、更新された最近のデザインについては、また別の扱いになります)
話がそれましたが、そんなアーガイブス展でも写真撮影を許可されていたスポットがあったので、撮ってきたやつを公開していきましょう。
『アリス・イン・ワンダーランド』の衣装とか。昔観た記憶がうっすらあるのですが、これを見たところで「あぁ、あのやつ!」という感じにもなりませんでした。
これが実写版『美女と野獣』の衣装。これはまだ観てません。
僕は本当にディズニーファンなのだろうか。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウの衣装。これは大好きな作品だったのでテンションが上がった。
あと、一番感動したとこ
一番感動したのが、アメリカのABCで1954年から放送された、『ディズニーランド』という番組の映像の一部が公開されていたこと。
この番組は、ウォルト・ディズニーが当時建設を計画していた世界最初のディズニーランドの資金集めと、ディズニーランドの紹介のために作られました。
番組にはウォルト・ディズニー本人が出演し、ディズニーランドの各エリアをアニメーションと共に紹介していたようです。
この番組の存在は前々から知ってはいましたが、まさかこの場で観ることができるとは思いませんでした。
テーマパーク建設の資金集めのために、、まだ存在しないテーマパークの紹介の番組を放送するという発想力。
事実、カリフォルニアのアナハイムに広大な土地を確保することに成功し、翌年の55年に、ディズニーランドは開園します。
まさに、イマジネーションの力ですね。
そういえば、ディズニーシーでミッキーが「イマジネーション!!」と連呼するパレードがもう終わったかもうすぐ終わるかといった話を耳にしましたが、すごく好きなパレードだっただけに、けっこう寂しいです。
おわりに
さて、そんなかんじでディズニー書いてきました。
いつか、ディズニーの豆知識的な話とか書きたいなぁ。。。
それではまたー。
おまけ
お昼ご飯に寄った、慶長元年(1596年)から続いている、自然薯のとろろごはんが食べれるお店「丁子屋」。
この店は歌川広重の絵としても残っていて、その絵は店に展示されています。
あと、店内には火縄銃も飾られてました。
店内も雰囲気がありましたし、麦飯おかわり自由だったので、清水にお立ち寄りの際は是非どうぞー。