与沢翼の『ブチ抜く力』を読んだので、いいとこをブチ抜いて解説する。

書籍

この前職場近くの図書館にカードを作ってきたのですが(住んでなくても働いてたら図書カードって作れるんですね)、今回はそこでたまたま見つけた与沢翼さんの『ブチ抜く力』の内容を紹介したいと思います。

与沢翼さんといえば、一昔前に「ネオヒルズ族」として、テレビでフェラーリやらマンションやら高い家具やらを購入してる姿がよく紹介されてましたよね。

当時は自ら作られた高額の情報商材を扱う会社を経営されていましたが、そこから会社が倒産し、現在は個人投資家として復帰されているようです。
そういえば、僕も何ヶ月か前に、ドバイでの与沢さんの暮らしに密着するテレビ番組をこの前ちらっと目にすることがありました。

なにせ与沢さんに関する予備知識がその程度しかなかったので、見つけて手に取った感じ「えー、なんか胡散臭いなぁ」というのが正直な印象だったのですが、読んでみたところ「え、普通に学びになるじゃん!」といういい意味での驚きがあったので、その部分について今回は紹介していきたいと思います。

この本は、与沢さんが情報商材会社倒産を経てからの、株式や仮想通貨、不動産での投資や、自身のダイエットについての成功事例を出しつつ、成功のための自身の考えや、物事の取り組み方について話されています。

それでは、内容に入っていきましょう。

◾️一つに集中して最短・最速でブチ抜け!

「ブチ抜く」というのは、他者を圧倒するほど突き抜けた結果を出す、ということ。

この本では、与沢さんご自身のビジネスや投資、ダイエットの経験を元に話を進められていますが、ここではそれらの話には触れず、与沢さんが目標を決めた後その分野で「ブチ抜く」ために考えている5つのことを紹介していきます。
(経験談が気になる方は是非書籍をどうぞ)

それが、以下の通りになります。

「ブチ抜く」ために考えるべき5つのこと

1.一つのことに集中する

 やると決めたら、他のすべてを捨てて、一つのことに集中して取り組む。
 時間、コスト、エネルギー、すべてをそこに注ぎ、人間関係や趣味や娯楽やその他の事すべてを振り払う。
 「あれもしたい」「これもしたい」と目移りしていたら、どれも薄っぺらな結果しか残らない。
 家族との時間を捨ててでもそこに集中する。

2.最短、最速で圧倒的な結果を出す

 長期的な計画ほど実は意志力が要る。自己管理や継続力が問われる。
 むしろ短期間の目標の方が集中できるし、一気にやった方がパフォーマンスを発揮できる。

 さらに、最速ですると、結果が出るのも早いので、うまくいかなかったことを早急に改善することができる。PDCAサイクルが早く回る。

 それだけでなく、最速で達成すれば、それだけで「ブチ抜いた存在」になれる。
 例えば「1年で20kg痩せた人」と、「1ヶ月で20kg痩せた人」なら、注目度が全然違う。
 同じ20kgでも、最速ですればそれだけで結果が違ってくる。

3.他人の意見に惑わされず、自分の信じた道を突き進む

 人の意見を聞くことは重要だが、それに従うだけなのではなく、自分で考えて、
自分の意見に従って行動する。
 そうすることで、もしうまくいかなくても、それが学びになって次につながる。

4.一石二鳥以上を狙う

 最短・最速で結果を生み出すには、一石二鳥、できれば五鳥くらいの行動でなければならない。
 例えば、Twitterで情報を発信することは、自分自身の情報の整理にもなるし、フォロワーが増えれば「広告を出したい」という人も出てきてビジネスにもつながる。
 一石一鳥では平凡な結果しか生まれない。

5.物事のセンターピンを掴むこと

 それを掴んで守っていけばうまくいく「物事の本質」、ボーリングで言えば、これさえ外さなければすべて倒せるという「センターピン」がなにかを考える。
 目標が決まったら、それを達成する上で掴んでおくべきセンターピンがどこにあるのかを探していく。

以上です。

どれも重要で、納得度の高い話ですが、その中でも気になったのが「センターピン」という言葉だと思います。

これはすごく大事な考え方で、様々な成功哲学でも、言葉こそ違えどこのことが取り上げられています。

「物事の本質」という説明では少し言葉足らずかと思うので、ここについて少し説明します。

投資やダイエット等は、色んな情報やテクニックに溢れていたりしますが、どんなテクニックや方法にせよ、「これを守れば必ず目標を達成できる!」という抽象度を上げた本質の部分が「センターピン」になります。

ちなみに与沢さんは自身の経験のなかで、ダイエットのセンターピンを「食べないで、鬼動く」というところに置かれたそうです。

医師やトレーナーから食事バランスや食べるタイミングなど、色々なアドバイスをもらっていたそうですが、テクニックはさておき「摂取カロリーを減らして運動すれば痩せる」と考え、プロテインのみを摂取し筋トレを繰り返す日々を送り、最後にはプロテインすらカロリーだと、断食をしながら運動を続けたそうです。

ちなみに、実は僕も一番太っていた時期から20kg以上のダイエットに成功しているのですが、その当時に色々な本を読みあさって考え抜いた結果、そのとき定めたセンターピンにあたるものは、「食欲を適性化する」というものでした。これによってダイエットに成功し、今も苦しむことなく体型を維持できています。
(ダイエット法については、また折を見て記事にできたらなーと思ってます)

もう少し例が必要でしょうか。この本以外のところで話をするならば、ついこの前まで4記事に渡って習慣術について話をしました。

そこでは色んな知識やテクニックを1万字以上かけて紹介しましたが、僕の知識と経験からなる習慣化のセンターピンはたった一点です。

それは、「自己肯定感を下げず、小さいことでいいから毎日する」ということです。

腹筋1回、文章1文字でもいいので、毎日続ける。そして、それができたとき自分を褒めてあげる。そして、決して自分を責めない、ということです。たとえどんなことがあっても。

習慣の意志力というのは筋肉のようなものなので、自己肯定感を下げず毎日持続することで自信につなげていけば、必ず日々回数や量も増えていき、習慣につながります。

それ以外の知識やテクニックというのは、目標達成の成功率をあげるための補足でしかないのです。

センターピンを掴んでブチ抜け!

そのセンターピンを見つけるための方法について、与沢さんはこの本で紹介されていますので、最後にこれを紹介して終わろうかと思います。

センターピンを見つけるための期間は21日間。一週ごとに次のステップに進んでいきます。

センターピンを見つけるための21日

一週間目:全体像を理解する

目標達成をしていくうえで、目標をとりまくものをまず知っていく。

投資であれば、日本にはまずどれだけの株式投資できる会社があって、どれだけの証券市場があるのか。どれだけの業種があるのかを知る。

ダイエットであれば、身体の痩せる太るの仕組みを知ったり、数多あるダイエット法をまず洗い出してみる。あるいは食事やサプリについても調べてみる。

徹底的に情報を集めていく段階です。

二週間目:推論を立てる

数多ある情報のなかから、推論を立てていきます。

投資であれば、「何故この企業はこれほどまでに利益を出しているのか」を考え、最終的に「今後利益を出していくのはどんな会社なのか」を考える。

ダイエットであれば、数多あるダイエット法の中から「どういう形の食事制限ならリバウンドが起こりにくく継続しやすいのか」を考える、といった感じです。

情報を鵜呑みにするのではなく、そこから自分の頭で考えて、「目標達成のためにはどうしていけばいいのか」を予測していきます。

三週間目:センターピンを設定する

そして二週間の間集めた情報を元に、センターピンを設定します。

僕はダイエットをするうえで「食欲を適性化する」をセンターピンとして設定しましたが、それは『加速する肥満』という本の中で、「現代の高すぎる食事報酬(食べたとき脳が「美味しい!」と感じること)のせいで、現代人の食欲は異常をきたしている」ということを知ったからです。

食欲が爆発してるから、揚げ物やスイーツといった高カロリーなものを食べたくなるし、食べることを我慢しないといけない。

逆に食欲が適性化されていれば、そもそもそんなに食べたいとは思わないし、食べるものだって、新鮮な野菜と肉を食べれば十分満足なわけです。

僕は普段から付き合いを除いて揚げ物やデザートは一切食べませんが、それで苦に思うことはほとんどありません。
逆に、スーパーでカゴいっぱいにお菓子や揚げ物の惣菜を詰め込んでいる主婦を見ると、「こんなもの食べたら体重どころか老化も進むしすごく損なのになぁ。いい化粧水を買う前に食事を見直せばずっと効果あるのになぁ」と思ってしまいます。

そんな感じで、目標を達成するための外せない一点の本質、「センターピン」がどこにあるのかを決めていきます。

そして、それを一度設定したら、常にそれが正しいのかどうかを行動していく中で検証していく必要があります。

以上になります。

思っていたより長い記事になってしまいましたが、少しでも学びになれば幸いです。
(まさか、自分が与沢翼のために2時間以上も使ってしまうとは思いもしませんでした笑)

実際に与沢さんが投資やダイエットを通してセンターピンを見つけられたプロセスを知りたい方は、書籍をあたってみられるのが良いかと思います。

それではまたー。

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