芸能界屈指の食通、タモリ。
彼は番組内にて、自身が生み出した数々の調理法を公開してきました。
私自身、タモリのささみの茹で方については、ダイエット中非常にお世話になりました。
(ちなみにタモリのささみの茹で方は、「沸騰させたお湯にそこにささみを入れて一時間置いておくというもの」)
今回、そんなタモリのレシピの中から1つを実際に調理してみたいと思います。
それがこちら。
そう、豚の生姜焼きです。
筆者自身、生姜焼き用の豚肉が安く売られていたときには買ってよく作っていました。
正直なところ、そのレシピで十分に満足していたのですが、さらにその上の味わいの可能性があるとあれば、試してみないわけにはいきません。
今回は、そんなタモリの生姜焼きを作ってみたと言う話になります。
普段作っている生姜焼き(おおよそのご家庭で作られているレシピ)と比較をしながら見ていきたいと思います。
材料
それでは、材料の確認です。
【2人前】 ・豚肉...6枚 ※生姜焼き用のなるべく高いやつがいいとのこと ・玉ねぎ...1玉(新玉ねぎでも可) ・しょうが...30g ・しょうゆ...大さじ3 ・みりん...大さじ2 ・料理酒...大さじ1 ・砂糖...小さじ1 ・小麦粉...適量
ちなみに、タモリのお話では、豚肉はできるだけ高いものがいいとの事でしたが、今回用意できたのは、安売りの外国産の豚肉でした。
今回はこの豚肉で作ってみてどうなったのかも含めて、見ていただければと思います。
作っていく
それでは、調理に移っていきます。
まずは生姜焼き用の豚豚ロース肉小麦粉をまぶしていきます。
一般に生姜焼きを作る場合、豚肉に小麦粉を振る前に塩胡椒を振って下味をつけることが多いかと思います。
ここはタモリのオリジナルというところでしょうか。
まぶし終わったら、豚肉を焼いていきます。
ちなみに、タモリ曰く、この際に油を敷くのは不要だとのこと。
というのも、豚ロース、肉自体が十分な脂身を持っているので、焼いていると油が湧き出てくるからだそう。
しかしながら、今回は安っすいロース肉を使ったことが仇となりました。
焼き目からして、明らかに失敗しています。
仕方なく、次からは米油を投入しました。
次はしっかりとした国産のいいやつを買いたいと思います。
その間に、玉ねぎを切っていきます。
今回使用するのは、なんと生姜焼き肉6枚に対して玉ねぎ一玉。
今回は忠実に、大量の玉ねぎを使用していきます。
生姜焼きの粉の枚数に対してこの量の玉ねぎを使用しているご家庭は少ないかと思います。
この量の玉ねぎを使用する理由としては、タモリ曰く「生姜焼きとは半分は豚肉を食べる料理で、半分は玉ねぎを食べる料理だから」とのこと。
また、この間に調味料を混ぜてタレも作っておきます。
数回に分けて豚肉に火を通し終えたら、すべてをフライパンに戻して玉ねぎを投入していきます。
続いてたれも投入していきます。
玉ねぎに火が通ったら完成です。
食べていく
さて、そんなこんなでの出来上がりがこちら。
当初は豚肉に脂が足りず表面が焦げていましたが、いざこうやって盛り付けてみればあまりそれもわかりませんね。
それでは、食べていきます。
一口食べると、タレの絡んだ玉ねぎの甘みが広がります。
豚肉に塩胡椒を振っていないためか、ガツンとくる感じではなく、優しい味わい。
これはこれで十分にアリですね。
ただ、今回のロース肉に対してあの小麦粉と油の量だと、やはり水分量が保てていません。
一言にロース肉と言っても、肉と脂の比率からしてさまざまな形状があるので、それを見ながら調理するのがよいかと思います。
タモさんの言うように、高い肉を買えば間違いないでしょうが。
ただ、ここまでの量の玉ねぎを入れたことがこれまでなかったので、これは学びでした。
終わりに
いかがだったでしょうか。
やはりタモさんの生姜焼きのポイントは、玉ねぎの量なのでしょう。
個人的には豚肉に下味をつけた方が好みではありますが、玉ねぎの大量投入は今後生姜焼きを作る際にも続けていきたいと思いました。
やはり、普段作っている料理でも、少し作り方を変えるだけで味わいも変わってくるものですね。
同じように、作り方を変えて個人的にめちゃくちゃ美味しくなったものに豚汁があるので、よければその記事もご覧になっていただければと思います。
それではー。