スーパーに珍しいものが売られていると買って食べずにはいられない筆者が運営する当ブログ。
今回も見慣れないものが売られていたので、早速購入しました。
それがこちら。

こちらはチダイの皮の湯引きになります。
チダイといえば、スーパーでも時々見かける魚ですね。
それほど価格が高い印象はありませんが、その皮だけの湯引きだけで、なんとこちら398円します。
結構高い。
料亭では、皮付きのままの鯛のお刺身が出されるというのを聞いたことがありますが、皮だけと言うパターンもあると言うのは初めて知りました。
今回は、そんなチダイの皮の湯引きを食べた感想をつらつらと書くといった内容になっております。
また、いつも通り、予備知識としてチダイと言う魚についての情報もまとめていきます。
これを読めば、水族館デートの時にチダイを見かけたとき、ドヤ顔で解説できること間違いなし。
それでは行ってみましょう!
チダイについて
それでは、チダイについておさらいをしていきましょう。

マダイに似ていますが、ちょっと違いがありますね。

ちょっとチダイの方が子分感がある印象。
漢字は「チダイ(血鯛)」と書くようで、その名の由来は、エラ蓋の縁が血のように赤く染まっていることから来ているよう。
地方によっては「ハナダイ」や「チコダイ」とも呼ばれているとのこと。
主に北海道南部以南の日本海沿岸や太平洋沿岸に分布していて、底引き網や定置網、釣りなどで漁獲されるようです。
チダイとマダイは見た目が非常に似ていますが、いくつかの特徴で見分けることができます。
まず、チダイの尾びれは全体が赤色で、マダイのように縁が黒くなっていません。また、チダイの背びれは第3、第4棘が長く伸びる傾向があります。さらに、チダイのエラ蓋の縁は鮮やかな赤色をしており、これも識別のポイントとなります。
今回は皮だけなので、身の味わいについても紹介しますが、どうやらチダイはクセのない上品な白身で、刺身や塩焼き、煮付けなどさまざまな料理に適しているとのこと。
特に皮と身の間に旨味が詰まっているため、皮を残したまま湯引きにすることで、その美味しさを存分に楽しむことができるようで、「どうせなら皮つきの身を食べたかったなぁ」という思いが沸いてきます。
また、チダイは水分を多く含んだ柔らかな身質で、加熱してもパサつきにくく、しっとりとした食感が特徴であるとのこと。
旬は春から秋にかけてということなので、ちょうど今(6月現在)がシーズンなのでしょう。
ちなみに、関東ではマダイ→チダイ→キダイの順に価格が高いとのことです。
食べてみる
さて、そんなチダイの湯引きです。

パックの中にたたきのタレとネギが付属されていたので、こちらにつけていただきます。

食べてみた感じとしては、皮自体はほぼ無味。
プリプリとした食感があるため、酢の効いたたたきのタレと長ネギのおかげで、さっぱりといただけます。
また、皮自体には全くと言っていいほど脂が乗っていません。
そのため、鮭の皮などをイメージしながら食べると、期待はずれになってしまうかもしれません。
総評としては、まぁこんな食べ物もあるんだなぁ~といった感じ。
とりわけ特に感動も起こらなければ、特別な感想も抱きませんでした。
終わりに
いかがだったでしょうか。
最後に、恒例の「リピートするかどうか」のジャッジを下して終わりにしたいと思います。
個人的には、今回の1回きりでいいかなぁといった感じ。
何せ、今回のこの皮の湯引き、さっきも書きましたが、この量で398円でした。
さすがに高い。
それなら、もう少し出して普通にタイの刺身を買うかなぁといった感じ。
珍しい食べ物だったので、まぁ体験としては面白かったです。
ちなみに、水族館デートに備えて、他の魚の情報も得たい方は、こちらの記事などもご覧いただくのはいかがでしょうか。
それではー。