酒のつまみを作ることにおいては余念のない当ブログ。
そんな筆者の趣味の1つに燻製があるわけです。
以前は鶏の手羽元で燻製をしたこともありました。
今回、面白いものを見つけてきたので、見つけてきました。
それがこちら。
これは、鶏肉のドラムという部位です。
ドラムと言うと、ケンタッキーフライドチキンで聞き覚えのある部位かもしれません。
ドラムと言うのは、クリスマスシーズンによく見かける骨付きの鶏もも肉の、先の細い下半分の部位になります。
ちなみにその上半分の部位はサイと呼ばれていて、ケンタッキーで1番の人気の部位ですね。
今回は、そんなドラムをケンタッキー風にフライドチキンで揚げても良かったのですが、当方ダイエット中のため、今回は燻製にしてスモークチキンにしていただきたいと思います。
それでは行ってみましょう。
材料
それでは、材料の確認です。
鶏ドラム肉……6本 岩塩……鶏肉の重量の1% (今回はこの分量で作りましたが、もう少し塩の分量を増やすか、付け込みの時間を長くすべきだったかなと思っています。) 黒胡椒……適量 白胡椒……適量 ナツメグ……適量 オニオンパウダー……適量 ガーリックパウダー……適量 ジンジャーパウダー……適量 ローズマリー……適量 セージ……適量
今回は上記のスパイスやハーブを使用しましたが、塩分の量さえ間違えなければ、大抵どんな味付けでも美味しくいただけます。
作っていく
それでは、調理していきます。
とはいっても、今回は下準備は簡単に、シンプルな形で作っていきます。
ドラム肉に塩、スパイス、ハーブをすり込んで、1時間程度冷蔵庫で寝かせます。
他には塩と砂糖と水を混ぜたブラウン液に漬け込むと言う方法もありますが、今回は手軽さを優先しました。
寝かせ終わったら、冷蔵庫から出して肉を常温に戻し、スモーカーの準備に入っていきます。
今回は、いつも使用しているウイスキーオークのチップと桜のチップを使用。
ウイスキーオークは、燻製をハイボールのおつまみにするのであれば、最適です。
また、より本格的な味わいにしたいのであれば、ビートを加えた方が良いでしょう。
今回はウッドチップにピートと上白糖を混ぜ込みました。
上白糖は出来上がった燻製に燻製の表面に照りを出す効果があります。
今回使用するのはバンドックのドラム缶。
もうかれこれ7年くらい使っています。
ウッドチップをドラム缶の底にセットしたら、網を敷き、ドラムを乗せていきます。
今回ドラムだけのではもったいないので、その上にベビーチーズを載せました。
この隙間のない敷き詰め方は最近マスターしました。笑
具材をセットしたら、スモーカーに火をかけます。
我が家のガスコンロは高温すぎると火が止まる設計になっているため、カセットコンロを使用しています。
今回は100℃程度で30分から40分程度燻しました。
(中途半端な言い方になっているのは、途中でカセットコンロのガスが切れてしまったため)
そして出来上がったのがこちら。
見た目はいい感じですね。
それでは、実色していきます。
食べていく
それでは食べていきます。
食べてみた感想としては、非常に肉厚で手羽元よりもジューシーでした。
よくディズニーランドやUSJで売られているスモークチキンのあの食感に近いです。
ただ、今回塩分の量が少なかったのか、漬け込みの時間が短かったのか、中間で味が染み込んでおらず、やや薄味な印象でした。
これもブラウン液に漬け込んでいけば解消されることなのでしょうが。
ちなみに、画像では伝わりにくいですが、このドラムは非常に大きく、1本でおおよそ200グラム程度あります。
そのため、日本も食べればなかなかに腹に溜まります(笑)
値段としても、今回ブラジル産のものでグラム59円だったので、この物価高騰の中ではお買い得だったと言えるかと思います。
終わりに
いかがだったでしょうか。
ちなみに、一緒にイブしたスモークチーズについてもとても美味しくいただきました。
ただ、今回ドラムのドラムが非常に大きかったためか、いつもよりも色付きが悪かったので、もう少し低音でじっくりと指したほうがよかったかもしれません。
ともあれ、ハイボール好きには最高のおつまみになること間違いなし。
興味がある方は試してみていただければと思います。
ちなみに、当ブログではケンタッキーフライドチキンの再現にも挑戦しているので、興味のある方はご覧いただければと。
それではー。