我々は今を生きる現代人。日々忙しいわけです。
そんななかで、時間管理について学びになった動画があったのでメモ。
それが以下の動画です。
個人的に勝手に師匠の一人と崇めているジェームズ・スキナーさんの動画です。
今回もめっちゃためになる内容だったので、スケジュール管理と仕事のやり方について、自分のために要約するついでに、記事にして紹介していきます。
前提 「中断から回復することに要する時間は中断そのものよりも長い」
まず、このスケジュール管理にと仕事のやり方について紹介する前の前提として、「中断から回復することに要する時間は中断そのものよりも長い」ということを頭に入れておく必要があります。
動画内では、「電話をするのは5分。回復するのは1時間」と説明されています。
突然の電話で仕事が分断されるのに要する時間は5分だけれども、そこから元の仕事に再度集中するためには1時間かかるということです。
そうやって分断と回復を繰り返すと、結局は集中できない時間が続き、「毎日忙しい!」という状態になるわけです。
その1 スケジュール管理のテクニック「ブロッキング」
では、集中した仕事の時間を確保するためにはどうすればいいかというと、ジェームズ・スキナーさんが話されているのが、「ブロッキング」というもの。
ブロッキングとはなにかというと、スケジュールを組むにあたって、大きな時間のブロックを作るということです。
というのも、大きな仕事に取り組むためには、それを十分に取り組むだけのまとまった時間が必要なわけです。
一日15分、1時間といった細々とした時間では、集中するのにも時間がかかり、大きな時間のロスになってしまいます。
そのため、なにも予定の入っていない、空白の時間のブロックを作るわけです。
そのことに重点を置くと、スケジュールの組み方も変わってきます。
1週間という枠で考えると、予定を入れる優先順位は自然と、月曜の朝一か朝二、それか金曜の終わりになってきます。
そうすることで、月曜の昼から金曜の半ばという大きな空白の時間のブロックを作ることができるからです。
その2 仕事だけに集中できる環境を作る
「中断から回復することに要する時間は中断そのものよりも長い」ということを考えると、日々の仕事のやり方も変化します。
まず、集中の分断をするので、かかってきた電話には出ません。
後でかけ直して、「会議中だったので出られませんでしたー!」と謝りましょう。
それに、集中を阻害してしまうようなものも除外していきます。
具体的には、インターネット回線を抜きます。ネットがつながっていると見てしまうので。
メールも、朝一に重要なものだけ丁寧に返して、他は全消去します。
机の上も、集中をそらさないために完全になにもない状態まで片づけます。
そこまでして、ようやく集中できる環境が出来上がります。
終わりに
仕事をしていて、スケジュールの入れ方ってわりとなにも考えずに入れたりしていないでしょうか。
普通に会社勤めをしていると、なかなか空白のまとまった時間の確保というのは難しいかもしれませんが、それでも参考になった部分はあるかと思います。
もしよければ、わが師の動画や書物(『成功の9ステップ』等)を参照してはいかがでしょうか。
紹介リンクの『成功の9ステップ』以外はkindle Unlimitedでも読めるので、よろしければどうぞ。
それではー。