なんか最近、珍しい魚を見かけるととりあえず買ってしまうわけです。
今回見つけたのがこれ。
どん。
メロウカマなるもの。一見したところ、普通のでっかい白身魚。
産地がイギリスっていうのが珍しい。そういえば、食料品売り場でイギリスからの輸入品ってあんまり見ないよね。
調べたところ、メロウカマという魚ではなく、メロウ(メロ)という魚のカマの部分のよう。
日本では銀ムツという通称で親しまれているようです。
ちなみに切り身になる前の姿がこちら。
いやー、なんとも言えないフォルム。
スズキとシーラカンスのハーフみたいな感じ。
イギリスの魚ならばご当地感のあるフィッシュ&チップスにして食べてみたかったところですが、カマとあれば塩焼き一択でしょう。
さて、それでは作っていきましょう。
まず塩を振って20分ほど放置をすることで、魚を常温に戻すのと、くさみ抜きを同時にしていきます。
終わったら洗い流して、再度塩を振って、魚焼きグリルの中へ。
焼き時間は、魚の焼き具合を見ながら適当で。
で、焼き上がりがこちら。
一見して、安っぽい外国産の白身魚。
なんだろう、買ったときから思っていたのだけれど、見た目が値段相応じゃないというか、なんか安っぽい。
個人経営の格安弁当屋に出てきそうなフォルム。
とはいえ、人も食い物も、見た目で判断してはいけない。
前情報によると、クセもなく、脂が乗っていてとても美味だとのこと。
期待に胸を膨らませながら、食べていきます。
食べた感じ、なんか水っぽい。
どっかで食べた感じ。パンガシウスっぽい感じ。日本でいうならタラに近い。ともかく、そういったタイプの白身魚。
部位によっては脂が乗ってるんだけれども、正直ぶりカマとかあの辺と比べると、かなり見劣りしてしまう。
この中の身の部分は色が違っていて、食べてみると、脂が乗ってるんだけど、魚特有のクセが強く出るといった感じ。
ちなみに、皮はめっちゃ脂が乗ってて美味しい。
総括すると、値段ほどではないかなーって感じ。どっかで食べたような感じの味なので、新鮮味も特にないです。
これならぶりカマとか鮭のカマを買ったほうがいいでしょう。
それではまたー。