料理について偏屈な愛情が垣間見える当ブログ。
そんな料理好きの筆者が、「これを買ってから料理を作るのが楽になった」というライフハック的なアイテムを、前回調理器具を中心に紹介しました。
※その1がまだの方は、以下からどうぞ。
今回は、調理家電とキッチン周りの生活家電、それに消耗品なぞを紹介していきます。
それでは、前置きもそこそこに、早速いってみましょう!
調理家電・生活家電
食洗機

正直言って、これを推したいがためにこの記事を書いている節がある程度にはオススメしたい。
いや、本当に。
料理を作ること自体は好きなのですが、洗い物となると話は別です。特に仕事から帰ってきて疲れた状態で、シンクに溜まった食器を見るたびに「ああ…」という気持ちになります。
しかし、食洗機を導入してからというもの、その「ああ…」が完全に消滅しました。
洗い物を全振りできるぶん、料理のハードルが一気に下がるのです。
「今日は餃子を作りたいけど、洗い物が面倒だな」という理由で諦めていた料理が、「よし、作るか!」に変わります。この精神的な負担の軽減は計り知れません。
さらに、食洗機対応の食器や調理器具に揃えれば、もう無敵です。何も恐れることはありません。フライパンも鍋も、まな板も包丁も、全部ぶち込んでスイッチを押せば終わりです。
ただし、設置には工事が必要なタイプが一般的です。
具体的には、分岐水栓という部品をキッチンの水道に取り付ける工事になります。これは業者に依頼すれば1万円前後でやってもらえますし、DIYが得意な人なら自分でもできます。Amazonで分岐水栓を購入し、説明書通りに取り付けるだけです。
退去時には原状回復が必要ですが、分岐水栓を外して元の蛇口に戻せば問題ありません。
とはいえ、「工事とか面倒くさい」「賃貸だから不安」という人もいるでしょう。
そんな人には、工事不要のタイプもあります。筆者も実際に工事不要タイプを購入し、使用しています。
工事不要のものは、タンク式になっており、毎回水を入れる必要があります。確かに、この手間を考えると、設置と退去時の工賃をふまえても、工事ありのタイプの方が価格以上のメリットがある印象です。
しかし、それでも工事不要タイプを使う価値は十分にあります。洗い物から解放される喜びに比べれば、水を入れる手間など些細なものです。
一般的なタイプと工事不要タイプのものを両方リンクを載せておくので、よければ参考にしてほしいです。
■工事必要タイプの食洗機
■工事不要タイプの食洗機
↑うちで使用しているやつです。便利で故障もありませんが、上部から水を注ぐのがこぼれやすく、それのみ難点。
↑こちらは下にタンクがついているので、値段は上がりますが、もしかするとこちらの方が楽かも。
フードプロセッサー

必須ではありませんが、あるとかなり楽です。
みじん切りにかかる時間を大幅に節約できます。
当ブログでも、餃子やお好み焼きのキャベツ、チキンナゲットの鶏ミンチなど、至る所でお世話になっています。
玉ねぎのみじん切りなんて、包丁でやれば5分かかるところを、フードプロセッサーなら10秒で終わります。この時短効果は馬鹿にできません。
「誤って手を入れて大けがになったらどうしよう」と思う人もいるかもしれませんが、大丈夫です。
刃が剥き出しのハンドブレンダーとは違い、フードプロセッサーは仮に意図的に指をつっこんでやろうとしても、頭を使わなければ達成できない程度には対策が打たれています。
蓋を閉めないと動かない構造になっていますし、刃も容器の底に固定されているため、普通に使っている限り怪我をする心配はありません。
ただ、洗い物は正直面倒です。
刃の部分は細かいので、使い終わったらすぐに洗うくらいの気持ちでいた方がいいです。放置すると、玉ねぎの残骸が固まって地獄を見ることになります(経験済み)。

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電子圧力鍋

肉じゃがやカレーといった煮る系の料理の作り置きに最適です。
自分はダイエットのための雑炊や、ローストビーフや鶏ハムを作る際に使用しています。
最大のメリットは、スイッチを入れたら放置できること。
普通の鍋だと、火加減を見たり、吹きこぼれないか心配したりと、キッチンから離れられません。しかし電子圧力鍋なら、材料を入れてボタンを押せば、あとは勝手に調理してくれます。
その間、読書をしようが、風呂に入ろうが、寝ようが自由です。この自由こそが、電子圧力鍋の真の価値です。
米も炊けますが、保温機能が炊飯器のようにずっと続く仕様ではないため、炊飯後タッパーに詰めて冷凍が最適解でしょう。
ただ、正直なところ当ブログのように豚骨や鶏ガラを煮込むといった工程で使用するにはあまりオススメしません。時間がかかりすぎます。
普通の圧力鍋なら30分で済むところを、電子圧力鍋だと1時間以上かかったりします。ガチでラーメンスープを作りたいなら、普通の圧力鍋を使った方が遥かに楽です。
個人的には「大は小を兼ねる」な考え方なので、6L以上のものがオススメです。
4人家族でもカレーを一度に大量に作れますし、一人暮らしでも作り置きが捗ります。迷ったら大きい方を買っておけば間違いありません。
↑うちで使用しているものはこれ。安価かつ安心のアイリスオーヤマで、特に困っているところはありませんが、自動で作れるメニューのレパートリーを求める方には、物足りないのは事実。
↑そんな方は、ティファールのこちらでもよいでしょう。作れる料理はなんと250種類もあるとのこと。
現状数千円足せば届く感じですね。
筆者はシンプルな設計の方が好みなので、アイリス推しですが。
消耗品
キッチンペーパー

今更説明の必要もないかもしれません。
当たり前に売られていますが、もしも導入していなければ強くオススメします。
一般的な用途である落し蓋や揚げ物の際の敷物はもちろん、野菜の水切り、魚の水分を拭き取る、煮物の灰汁取り、蒸し料理の蓋代わりなど、料理関係での用途は無限大です。
さらに、ここでイチ押ししたいのが、掃除での使用。
後述のキッチン用アルコールスプレーを吹きかければ、キッチンの油汚れも一発で落ちます。この組み合わせは最強です。
普通のティッシュと違って破れにくく、水に強いので、キッチン周りの掃除には圧倒的にキッチンペーパーの方が優れています。
これとキッチン用アルコールスプレーがあれば、キッチン周りの衛生面は完璧です。

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キッチン用アルコールスプレー
これを導入することで、キッチンの掃除のハードルが大幅に下がりました。
本当に、これは革命的でした。
ちょっとでも気になる汚れがあれば、スプレーをふりかけ、ティッシュないしキッチンペーパーで拭き取ればすぐに落ちます。
コンロの油汚れ、シンクの水垢、冷蔵庫の手垢、電子レンジの内側の飛び散った汚れ、すべてこれ一本で解決です。
似たようなもので、キッチン用のアルコールシートも売られていますが、正直そっちよりもずっと手軽で、コスパもいいです。
シートの袋を開けて取り出している間に、さっさと吹きかけて拭き終えてしまえます。しかも、シートは使い切りですが、スプレーなら詰め替え用を買えば何度でも使えます。
正直、これは筆者の各部屋すべてに一本づつ置いています。
キッチンだけでなく、デスク周り、洗面所、トイレ、リビング、すべての部屋に配置しておけば、気になった瞬間に掃除ができます。この即座に掃除できる環境こそが、部屋を綺麗に保つ秘訣なのです。

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↑どれを選ぶのかは「どこまで気にするか」基準でいいと思います。「食器にかかってもいいくらい安全な方がいい!」レベルならこれくらいだし、「除菌&油落としができるならなんでもいい!」なら、スーパーのプライベートブランドの安価な商品で事足ります。

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↑逆に、「徹底的に安全なものがいい!」の場合は、界隈御用達のこのパストリーゼに行きつくかと。
こちらは食品に直接かけても安全なレベルで、特許も取得しています。
終わりに
いかがだったでしょうか。
今回紹介した調理家電や消耗品は、どれも筆者が実際に使用して「これは手放せない」と思ったものばかりです。
特に食洗機は、料理好きならスペースがある限り絶対に導入すべきアイテムだと断言できます。洗い物から解放される喜びを、ぜひ味わってほしいです。
フードプロセッサーや電子圧力鍋も、一度使ったら手放せなくなる便利さがあります。時短と手間の削減は、料理を続けるモチベーションを大きく左右します。
そして、キッチンペーパーとアルコールスプレーという地味ながら最強のコンビも、ぜひ試してみてほしいです。キッチンの清潔さを保つことは、美味しい料理を作る上での基本です。
もし「その1」をまだ読んでいない方がいれば、そちらもぜひチェックしてみてください。調理器具編も調理の一助となる内容になっているはずです。
それではまたー。