堀江貴文『ハッタリの流儀』を読んだからハッタリなしに紹介する

書籍

さて今回は、堀江貴文さんの『ハッタリの流儀』を紹介していきます。

こちらはめっちゃ有名なインフルエンサーである堀江貴文さんの著作なので、多分他に紹介の記事なんかも出回ってるんじゃないでしょうか。

でもまぁ、僕自身最近になって読んで、なかなかに動かされる言葉が詰まったいい本だったので、内容をさらっと紹介していきたいなぁと思ってます。

基本的に、堀江さんの著作というのはメインの言い分は同じで、「とにかく動け!!」というところにあります。

人生短いんだから、四の五の言わずにとにかく動けと。

そして、この本ではそこからちょっと掘り下げて、「今の時代にどう動くか」というところにフォーカスをしています。

結論から言うと、今の時代では「ハッタリをかまして、人がついてくるくらいでかい夢を見せろ!」という話になってます。

そこからこの本は、このワンメッセージを伝えるために色んな補足が展開されていきます。

それでは、早速内容に入っていきましょう。

※この記事には僕の解釈も少なからず含まれていますので、ご了承ください。

■ハッタリをかませ!

堀江さんの「今の時代」の見方は、基本的には岡田斗司夫さんの「評価経済社会」的な考えに即しています(今となってはそれがスタンダードな考え方になってますが)。

これはどういうものかというと、youtubeやクラウドファンディングを想像するとわかりやすいですが、「その人に対する信用、あるいは影響力がそのままお金になる」といった考え方です。
(詳しく知りたい方は著作をどうぞ)

そのうえで、この時代で成功するには、「ハッタリをかまして、人がついてくるくらいでかい夢を見せろ!」という話になります。

例えば、絵描きが自分の絵を知ってもらいたいとクラウドファンディングをしたなら、普通なら「画廊を開きたい」くらいの名目になるわけです。

それが、「画集を全国の小中学校に配って知名度を上げる!」とか「京都市美術館のスペースを借りて個展を開く!」だったらどうでしょう。

名もない絵描きがクラウドファンディングをしたとして、あなたはどっちの夢を支援したいでしょうか?

実現性はさておき、とにかく人が応援したいと思えるような夢を掲げて、支援者を集める、というのが「ハッタリの流儀」の「ハッタリ」の部分です。

そもそも人は、「人の夢に乗っかりたい心理」があるとのことで、それによって、日々の退屈な日常を離れて、夢が見たいようです。

そして、昨今は不景気だなんだと騒がれていますが、堀江さんによると、「金は余っている」とのこと。

投資家は常に投資先を求めているし、事実CAMPFIRE‎といったクラウドファンディングはすごく繁盛している。

支援の環境は整っているからこそ、「夢は大きければ大きいほどいい。むしろどれだけ大きなハッタリをかませるか」といったことを堀江さんは話されています。

■労働はオワコン。「役立つ、意味がある」から「面白い、心が動く」がものさしへ

また、時代の流れとして、仕事は「役に立つ」から「面白い」に移り変わっているとのこと。

昔だったら、工場勤めや税理士、弁護士など、「役に立つ」仕事が重視されてきたわけです。

でも、今はすべて機械やAIが自動化していて、人間が太刀打ちできなくなってきている。

そうなれば、将来的に有望なのは、いかに人が「面白い」と感じるものを作れるか、あるいは自身がなれるか、というところになるわけです。

それに、昔なら例えば時代ごとに「三種の神器」と言われたような、洗濯機、冷蔵庫、エアコン、テレビ、車なんぞが「なんとか頑張れば手が届く憧れ」のような存在だったわけですが、技術が発展した今では新卒社会人ですらすべて持っていてもなんら珍しくなかったりするわけです。

じゃあ、稼いだお金をどこに使うのかというと、「面白い、心が動く」といった「体験」や「モノ」に使うわけです。

つまり、働き方も、お金の使い方も、昔と今とではかなり変わってきている、と言えるわけです。

■とにかく動け!

そこから先は、いつものホリエモン節です。

「もっともらしいこと」「世間の常識」「親の教え」「プライド」といった、一般人が気にかけてしまうすべてのストッパーを捨て、とにかく動いていこう!といった感じです。

そのうえで、「とにかく動け!」を補足する言葉たちを、いつもの僕の「突貫工事要約」で紹介していきましょう。

・パクリまくれ!
⇒堀江さん自身だって、オンラインサロンをするにしたって他の人を真似ている。
 そんなにいつも都合よくオリジナルなアイデアが浮かぶものか。
 いいアイデアは遠慮なくパクれ!

・ハッタリをかましてから動く
⇒今はできないことでも、なんでもないように「あ、はい。できますよ」でいい。そのあとがむしゃらに調べて、無理やりにでもやり遂げれば問題ない。ホリエモンはそうした。

・ハッタリは「覚悟」という名の「信用」
⇒「あ、はい。できますよ」となんでもないように答えれば、相手は信用する。
 でもそれは、「言ったからにはやるしかない」という「覚悟」があってこその「信用」なんだ。
 ハッタリをかまして、そのうえでやり遂げろ!

・努力が楽しくないうちは甘い
⇒本気で熱中していれば、努力を努力と感じないほど楽しくなる。
 努力が楽しくないうちは甘い。没頭しろ!

※ちなみに、没頭のためのガイドラインはこちらから、よろしければどうぞ。

いかがだったでしょうか。

ホリエモンの本はそんなにたくさんのことを盛り込んでいないので、とてもわかりやすいし頭にガツンとくるし、なんなら要約もしやすいです(笑)

僕も嘘がつけない人間でしたが、これを読んでじゃんじゃんハッタリをかましていきたいと思いました。

そんな僕の当面の目標は、「打倒Wikipedia!!」なので、どうぞよしなに(嘘)

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